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コウモリの赤ちゃんを見つけたらどうする?保護すべきか判断する方法と正しい対処法

コウモリの赤ちゃんを見つけたらどうする?保護すべきか判断する方法と正しい対処法

玄関先や庭で小さなコウモリが落ちているのを見つけ、「触っていいの?どうすればいいの?」と困っていませんか?

結論からお伝えすると、コウモリの赤ちゃんはまず触らずに様子を見ることが基本です。そのうえで、衰弱・負傷している場合のみ、適切な方法で一時保護を検討します。

ただし、コウモリの赤ちゃんがいる場合、近くに親の巣がある可能性が高く、放置すると糞尿による悪臭・建材の腐食・感染症リスクへと被害が拡大することがあります。

「かわいそうだから」と素手で触れてしまうと、法律違反になったり感染症のリスクを負ったりする恐れもあります。

この記事では、以下の内容を害獣駆除のプロが解説!

この記事でわかること
  • コウモリの赤ちゃんかどうかを見分ける方法
  • 素手で触れてはいけない理由と法律上の注意点
  • 玄関・庭・室内など発見場所別の正しい対処法
  • 近くに巣がある場合に起こりうる4つの被害
  • やむを得ず一時保護する場合の安全な手順
  • 野生に戻すタイミングと専門家への相談窓口

対処に迷った場合は、出張費・現地調査・見積もり無料のハウスプロテクトにお気軽にご相談ください。

目次

コウモリの赤ちゃんかどうか見分ける方法

地面や玄関先に小さな生き物が落ちているのを見つけたとき、それがコウモリの赤ちゃんかどうか判断できない方は多いです。

まずは落ち着いて、以下のポイントを確認してみましょう。

見た目の特徴

コウモリの赤ちゃんには、成獣と明確に異なる見た目の特徴があります。

以下の点が当てはまる場合、コウモリの赤ちゃんである可能性が高いです。

コウモリの赤ちゃんの特徴
  • 全身の毛がまだ薄い、またはほとんど生えていない
  • 体に対して耳や頭が不釣り合いに大きく見える
  • 翼(飛膜)が薄く、折り畳めていない
  • 地面に落ちたまま動けない、または這うだけで飛べない
  • 体の大きさが500円玉〜親指程度と非常に小さい

生まれたばかりの個体はピンク色の皮膚が透けて見えることもあります。一見するとトカゲや小型の哺乳類と見間違えることもあるため、翼の有無を必ず確認してください。

時期で判断する

コウモリの赤ちゃんが見つかりやすい時期は、ほぼ毎年決まっています。

日本に多く生息するアブラコウモリ(イエコウモリ)は、6月から8月にかけて出産・授乳期を迎えます。

この時期に地面や玄関付近で小さなコウモリを見つけた場合、赤ちゃんである可能性が非常に高いと考えてください。

時期状況
4〜5月巣材集め・屋根裏での活動が増える
6〜8月出産・授乳期。赤ちゃんが巣から落下しやすい
9〜10月離乳・飛行練習。若い個体が室内に迷い込むことがある
11〜3月冬眠期。活動はほぼ停止

夏場(特に7〜8月)に飛べない小さなコウモリを見つけた場合は、まず赤ちゃんコウモリを疑うのが妥当です。

成獣との違い

成獣のアブラコウモリは体重5〜10g程度まで成長し、人の気配を感じると素早く飛び去るだけの身体能力を持っています。

一方、赤ちゃんコウモリは飛ぶことができないか、飛べたとしても数十センチ程度しか移動できません。

地面に落ちたまま動けない、またはよたよたと這うだけの状態であれば、赤ちゃんコウモリと判断してほぼ間違いありません。

成獣であれば、近づくだけで逃げていきます。

コウモリの赤ちゃんに触れてはいけない2つの理由

コウモリの赤ちゃんに触れてはいけない2つの理由

小さくて動けない姿を見ると、思わず手を伸ばしたくなる気持ちはわかります。

しかし、コウモリの赤ちゃんには、どんなに善意であっても素手で触れてはいけません。

その理由を以下にて解説します。

病原菌・寄生虫による感染リスク

コウモリは、さまざまな病原体や寄生虫を保有している動物です。赤ちゃんであっても成獣と同様のリスクがあり、直接触れることで感染症にかかる可能性があります。

日本国内のコウモリに関係するとされる主な病原体・寄生虫は以下のとおりです。

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種別名称主な症状感染経路
病原菌サルモネラ菌発熱・下痢・腹痛・嘔吐接触・糞尿への直接触れ
病原菌(真菌)ヒストプラズマ菌肺感染症・呼吸器症状糞の粉塵を吸入
寄生虫コウモリマルヒメダニ・ノミ湿疹・かゆみ・アレルギー症状コウモリへの接触で人体に移行

また、世界的にはコウモリが狂犬病ウイルスの保有動物として知られており、国内での人への感染例は現時点では報告されていないものの、厚生労働省もリスクがゼロではないと注意を促しています。

そのため、万が一、コウモリに咬まれた場合は、速やかに保健所または医療機関に相談してください。

素手での接触はもちろん、糞尿に触れることや、近くで糞の粉塵を吸い込むことも感染リスクにつながります。発見しても、まず触れないことを徹底してください。

参考:厚生労働省検疫所FORTH コウモリと人の健康
参考:厚生労働省 動物由来感染症
参考:厚生労働省 動物由来感染症を知っていますか?

鳥獣保護管理法に違反する

コウモリは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」によって保護されている野生動物です。この法律のもとでは、たとえ善意であっても、無許可でコウモリを捕獲・飼育することは禁止されています。

違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

「かわいそうだから保護してあげたい」という気持ちは理解できますが、法律上は勝手な保護・飼育は認められていません。

どうしても保護が必要な場合は、後述するように自治体の窓口に相談したうえで対応することが原則です。

コウモリの赤ちゃんを見つけた時はどうする?

コウモリの赤ちゃんを見つけた時はどうする?

触れてはいけないとわかっても、「このまま放置していいのか」と不安になる方は多いでしょう。

そこで以下では、コウモリの赤ちゃんを見つけた時の基本的な対応の流れを解説します。

まず触らず様子を見る

コウモリの赤ちゃんを発見した際、最初にすべき行動は「触らずに様子を見る」ことです。

母コウモリは餌を求めて夜間に飛び回る習性があり、その間に巣から子どもが落下することがあります。しかし、夜になると迎えに戻ってくるケースも少なくありません。

特に日中に発見した場合は、すぐに介入せず、数時間ほど離れた場所から観察してみてください。

様子を見る際のポイント
  • 直射日光が当たる場合は、段ボールなどで日陰を作る(直接触れない)
  • 人やペットが近づかないよう、周囲に注意を促す
  • 夜間に親が迎えに来ていないか確認する

保護が必要か判断する

以下のいずれかに当てはまる場合は、保護を検討してみてください。ただし、保護する前に必ず自治体の窓口(環境課・保健所など)に連絡し、指示を仰いでください。

保護を検討する状況
  • 親コウモリが翌朝になっても戻ってこない
  • 明らかに衰弱している、または負傷している
  • 台風・大雨など、屋外での生存が困難な状況にある
  • 母コウモリが死んでいて、赤ちゃんだけが残されている

逆に、以下の状況であれば様子を見続けましょう。

様子を見る状況
  • 発見したのが日中で、まだ数時間しか経っていない
  • 衰弱の様子がなく、元気に動いている
  • 近くに親コウモリの姿が見える

【発見場所別】コウモリの赤ちゃんへの正しい対処法

【発見場所別】コウモリの赤ちゃんへの正しい対処法

コウモリの赤ちゃんは、発見される場所によって適切な対処が異なります。

こちらでは、下記の場所ごとに応じた対処法を解説します。

  • 玄関・ドア前
  • 庭・駐車場で見つけた場合
  • 家の中(室内)

素手で触ってしまった場合の対処法も解説しますのでぜひ参考にしてみてください。

玄関・ドア前で見つけた場合

玄関先やドアの前は、コウモリの赤ちゃんが落下しやすい場所のひとつです。軒下や庇(ひさし)の隙間に巣がある場合、真下に当たる玄関付近で発見されるケースが多く報告されています。

そんな玄関・ドア前で見つけた場合の対処法は以下のとおりです。

玄関・ドア前で見つけた場合
  1. 素手で触れず、まず数時間様子を見る
  2. 直射日光が強い場合は、段ボールで日陰を作る(赤ちゃんには触れない)
  3. 家族やペットが近づかないよう立入を制限する
  4. 夜間に親が迎えに来ているか確認する
  5. 翌朝も残っている・衰弱が進んでいる場合は自治体に連絡する

玄関付近での発見は、軒下や屋根裏に巣がある可能性のサインでもあります。コウモリが生活圏に入り込んでいると感じたら、早めに専門家への相談を検討してください。

庭・駐車場で見つけた場合

庭や駐車場は屋外のため、天敵(カラスや猫など)に狙われるリスクが高い場所です。

発見した場合は、コウモリの赤ちゃんが外敵に接触しないよう一時的に安全な場所へ移す必要がありますが、その際も必ず軍手やゴム手袋を着用し、直接素手で触れないようにしてください。

そんな庭・駐車場で見つけた場合の対処法は以下のとおりです。

庭・駐車場で見つけた場合
  1. 段ボール箱に通気孔を開く
  2. 柔らかい布を敷いたものを日陰の安全な場所(地面から少し高い位置)に設置する
  3. 赤ちゃんコウモリを入れ保護する

夜間はフタを少し開け、親が迎えに来られるようにしておく方法も有効です。

家の中(室内)で見つけた場合

室内でコウモリの赤ちゃんを発見した場合、感染リスクの観点から最も迅速な対応が必要です。

そんな家の中(室内)で見つけた場合の対処法は以下のとおりです。

家の中(室内)で見つけた場合
  1. 部屋の窓を全開にする
  2. コウモリが外に出られる状態を作る
  3. 自然に外に出ていくのを待つ

赤ちゃんコウモリが自力で飛べない場合は、軍手やゴム手袋を着用し、厚手のタオルなどを使って室外へ移動させましょう。その際、必ずマスクを着用してください。

室内での一時飼育は、糞尿に含まれる病原菌が室内に拡散するリスクがあるため、絶対に避けてください。

またコウモリが室内に入り込んだ状況は、建物のどこかに侵入経路がある可能性があります。そのため、一度室外に追い出した後も、再侵入を防ぐために点検することをおすすめします。

素手で触ってしまった場合

うっかり素手で触れてしまった場合は、慌てず以下の手順で対処してください。

素手で触ってしまった場合
  1. すぐに石けんと流水で手を丁寧に洗う(最低でも20秒以上)
  2. アルコール消毒液で手指を消毒する
  3. 傷がある部位が触れた場合は、15分以上流水で洗浄したうえで医療機関を受診する

もし咬まれた痕跡がある場合や不安が残る場合は保健所に連絡し、狂犬病の予防措置について指示をもらいましょう。

また「咬まれた感覚はないけど心配」という場合も、念のため保健所に相談することをおすすめします。

コウモリの赤ちゃんがいる際の4つの注意点

コウモリの赤ちゃんがいる際の4つの注意点

コウモリの赤ちゃんを発見した場合、近くに親コウモリの巣が存在する可能性が非常に高いです。

赤ちゃんコウモリは自力ではほとんど移動できないため、発見場所のすぐ近くに巣があると考えてください。

ちなみにコウモリに巣を作られると、以下の4つの深刻な被害に発展することがあります。

コウモリが引き起こす被害
  1. 糞尿による悪臭・建材腐食・害虫の二次発生
  2. 鳴き声・羽音による騒音と睡眠への影響
  3. 病原菌・寄生虫による健康リスク
  4. 換気扇・エアコン侵入による設備故障

以下でそれぞれ解説しますので、コウモリ由来の被害が気になる方はぜひご確認ください。

糞尿による悪臭・建材腐食・害虫の二次発生

コウモリが住宅に棲みついた場合、最初に気づきやすいのが糞尿による被害です。

コウモリの糞は乾燥するとパサパサとした粉状になり、天井裏に蓄積されていきます。その量が増えるにつれて強烈な悪臭が発生し、やがて家全体に染みつくように広がっていきます。

長期間放置すると、尿に含まれる成分が天井板・断熱材などを浸食し、天井にシミが浮き出て家屋の老朽化が進みます。

さらに、大量の糞はゴキブリやハエの発生源となり、それに伴ってダニやノミの二次発生も引き起こします。これらの害虫によるアレルギー症状や皮膚炎の被害が、コウモリ被害と気づかないまま長引くケースも少なくありません。

鳴き声・羽音による騒音と睡眠への影響

コウモリは夜行性の動物です。人間が眠ろうとする時間帯に最も活発に動き回るため、屋根裏からの鳴き声や羽ばたき音が深夜の安眠を妨げる深刻な騒音問題となります。

特に繁殖期(6〜8月)には、複数の子コウモリが同時に鳴くため、騒音の規模が大きくなります。

毎晩繰り返されるこうした騒音は慢性的なストレスとなり、睡眠不足や体調不良につながる可能性があります。

「最近眠れない」「天井から音がする」という状況が続いている場合は、コウモリが巣を作っているサインかもしれません。

病原菌・寄生虫による健康リスク

コウモリの巣が近くにある場合、直接触れていなくても健康被害のリスクにさらされ続けます。

糞に含まれるヒストプラズマ菌の胞子は空気中に漂い、吸い込むことで肺などに感染する可能性があります。また、コウモリに寄生していたダニやノミが室内に侵入し、人間やペットに寄生することもあります。

特に免疫力の低い高齢者・乳幼児・持病のある方がいる家庭では、より深刻な健康被害につながるリスクがあるため注意しなければなりません。

「原因不明のアレルギー症状が続いている」「咳が止まらない」といった症状がある場合は、屋根裏に棲みついたコウモリが原因になっている可能性があります。

換気扇・エアコン侵入による設備故障

アブラコウモリは体長4〜6cmほどの小型のコウモリですが、わずか1cm程度の隙間があれば建物内部に侵入できます。

換気扇やエアコンの室外機・配管の隙間から内部に入り込んだ場合、機器の故障やショートを引き起こすことがあります。

修理・部品交換には、数万円〜数十万円の費用がかかるケースもあり、経済的な損失は決して小さくありません。

また、糞尿の蓄積による天井の腐食や継続的な害虫被害は、建物全体の資産価値を下げる要因にもなります。「資産価値をさげたくない」といった方は、早期に対処することをおすすめします。

専門業者への相談を検討すべきケース

専門業者への相談を検討すべきケース

コウモリの赤ちゃんへの対処は、状況によっては自力での解決が難しいケースがあります。

もし、以下のいずれかに当てはまる場合は、専門業者への相談を早めに検討してください。

専門業者への相談を検討すべきケース
  • 侵入経路が特定できない
  • 糞尿の清掃・消毒が必要
  • 一度追い出したのにまた出た

以下でそれぞれ詳しく解説します。

侵入経路が特定できない

コウモリは1cm程度の隙間から侵入できるため、素人がすべての侵入経路を見つけ出すことは非常に困難です。

特に以下のような確認しにくい場所に潜んでいることも多く、見逃した侵入経路があれば追い出しても再び戻ってきます。

  • 屋根の瓦の下
  • 軒下の隙間
  • 外壁の亀裂 など

また、屋根裏や高所に巣がある場合、点検・清掃・封鎖の作業には足場が必要になることもあります。そのため、安全面からも専門業者に任せることが賢明といえるでしょう。

糞尿の清掃・消毒が必要

天井裏に糞が蓄積している場合、その清掃・消毒は素人が手を出しにくい作業です。

コウモリの糞を掃除機で吸い込むと、内部で粉砕されて空中に飛散し、吸入による感染リスクが高まります。

また適切な防護具と消毒薬を用いた専門的な処理が必要であり、一般の方が自力で安全に行うのは難しい状況です。

さらに糞尿が染みついた建材の修繕・消臭処理は、施工の専門知識がなければ根本的な解決になりません。

一度追い出したのに再び出現した

市販の忌避剤やスプレーを使って一度コウモリを追い出せたとしても、侵入経路を完全に塞がなければ同じ場所に戻ってきます。

コウモリには巣へ帰巣する習性があるため、追い出すだけでは再発を防ぐことができません。

再発を繰り返している場合は、コウモリの侵入経路をすべて特定し、完全に封鎖することが必要です。もう二度と侵入されたくない場合、建物全体を隅々まで点検できるプロに調査してもらうことをおすすめします。

コウモリの赤ちゃんを一時保護する場合の注意点

コウモリの赤ちゃんを一時保護する場合の注意点

自治体への連絡・相談を行ったうえで、やむを得ず一時的に保護する場合は以下のポイントを必ず守ってください。

保護はあくまで一時的なものであり、長期飼育は法律上禁じられています。

餌と水の与え方

コウモリは哺乳類であり、赤ちゃんの時期は本来母乳で育ちます。保護下では以下の方法で栄養と水分を補給してください。

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項目成長段階内容与え方・注意点
歯が生え始めている(生後数週間以降)ミールワーム(釣り具店・ホームセンターで入手可)大きすぎる場合はピンセットや割り箸で口に入るサイズに刻む
歯が生えていない段階小動物用ミルク(子猫用など)人肌程度に温めてから与える
水分共通水・薄めたミルクスポイトやシリンジで少量ずつ口元に垂らす。嫌がる場合は濡らしたガーゼを口元に当てる。一度に大量に与えると誤嚥の危険があるため少量を数時間おきに与える

飼育場所の選び方

コウモリの赤ちゃんを保護する場合、飼育場所は必ず屋外にしてください。

なぜなら、屋内での飼育は、糞尿に含まれる病原菌が室内に拡散し、家族全員が感染リスクにさらされるからです。

コウモリの赤ちゃんを飼育する方法
  1. 屋外に段ボール箱やプラスチックケースを設置する
  2. 中に柔らかい布を敷きます
  3. 通気孔を数カ所開ける
  4. 直射日光・雨風を避けられる日陰の場所を選ぶ
  5. 地面に直接置かず、少し高い位置に設置する

少し高い位置に置くことでとアリなどの侵入を防げます。

またコウモリは狭い場所を好む習性があるため、布で袋状の隠れ場所を作って吊るしておくのも良いでしょう。

保護中の服装と衛生管理

コウモリの赤ちゃんを扱う際は、必ず以下の防護を行ってください。

コウモリの赤ちゃんを扱う際の服装と衛生管理
  • 軍手やゴム手袋を二重に着用する
  • マスクを着用し、可能であれば保護メガネも使用する
  • 長袖・長ズボンで肌の露出を最小限にする
  • 糞の処理には使い捨て手袋を使用し、処理後は密封して廃棄する
  • 作業後は石けんで手を洗い、アルコール消毒を行う
  • 使用した布やガーゼは密封して廃棄し、ケースは塩素系漂白剤で消毒する

家族や同居のペットへの二次感染を防ぐため、保護場所には子どもやペットを近づけないよう徹底してください。

素手で触ってしまったときの対処

保護作業中に誤って素手で触れてしまった場合は、すぐに石けんと流水で最低20秒以上手を洗い、アルコール消毒を行いましょう。

もし皮膚に傷がある場合や咬まれた痕跡がある場合は、15分以上の流水洗浄後に医療機関を受診してください。

不安が残る場合は、保健所に連絡して狂犬病の予防措置について指示をもらいましょう。

コウモリの赤ちゃんを野生に戻すタイミングと方法

コウモリの赤ちゃんを野生に戻すタイミングと方法

保護した赤ちゃんコウモリは、自力で数メートル以上飛行できるようになったら野生に戻すタイミングです。

具体的な判断基準は以下の3点です。

コウモリの赤ちゃんを野生に戻す判断基準
  • 羽ばたいて数メートル以上を安定して飛行できる
  • 体重が種の成獣に近い水準まで増えている
  • 餌を自力で捕らえようとする反応が見られる

これらが確認できた場合、発見した場所かその近くで夜間(日没後すぐ)に放してあげましょう。夜間に放すのは、コウモリが活発に活動する時間帯に合わせるためです。昼間に放すと天敵に狙われたり、隠れ場所を見つけられないリスクがあります。

ちなみに放す際は、木の枝や塀の上など高所に止まらせてあげると、自力で飛び立ちやすくなります。

飛行が不十分な状態で自然に放つのは危険です。回復しきれていない場合や判断が難しい場合は、無理に野生に戻さず、自治体の窓口や野生動物の保護施設に相談して引き取りを検討してください。

いずれにしても、ペットとして飼い続けることは法律上できません。コウモリ自身にとっても、人間の手で長期間育てられることはストレスの原因となり、健康を損なう可能性があります。

コウモリの赤ちゃんを発見したら相談できる窓口

コウモリの赤ちゃんを発見したら相談できる窓口

コウモリの赤ちゃんを発見した際、相談先として自治体を思い浮かべる方も多いですが、実際に問題を解決できるのは民間の専門業者だけです。

自治体の窓口はアドバイスや情報提供にとどまり、巣の撤去・清掃・侵入経路の封鎖といった実作業には対応していません。

実際「市役所に電話したけど、結局自分で業者を探すことになった」というケースが大半です。相談にかかる時間や手間を考えると、最初から専門業者に連絡するほうが、問題の早期解決につながります。

特にハウスプロテクトでは相談・現地調査・見積もりがすべて無料のため、「本当に巣があるのか確認したいだけ」という段階でも気軽に利用できます。

自治体への相談と並行して、専門業者への相談も検討してみてください。

自治体相談でできること・できないこと

コウモリの赤ちゃんを発見した場合や、巣の存在が疑われる場合、まず思い浮かぶのが市区町村の窓口への相談です。

自治体の環境課・衛生課・保健所では、以下のような対応を受けることができます。

項目内容
できることコウモリの追い出し方・予防策のアドバイス
一時保護の可否や手続きに関する案内
地域の民間駆除業者の紹介
咬まれた・接触した際の感染リスク相談(保健所)
対応が難しいこと行政職員が自宅へ来て追い出し・駆除を行うこと
巣の撤去・清掃・消毒の実施
侵入経路の封鎖工事

多くの自治体では、駆除そのものは民間業者に委ねており、行政が直接作業を行うケースはほとんどありません。相談窓口としては有効ですが、実際の問題解決には専門業者への依頼が必要になることがほとんどです。

ハウスプロテクトが選ばれる理由

コウモリの赤ちゃんを発見した際に巣の存在が疑われる場合、早期に専門業者へ相談することが被害の拡大を防ぐうえで最も有効な手段です。

専門業者「ハウスプロテクト」には、以下の4つの強みがあります。

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強み内容こんな方におすすめ
現地調査・見積もり完全無料プロが現地を調査。見積もり後に断っても費用は発生しない「巣があるか確認したいだけ」という方も気軽に利用できる
最短30分で駆けつけ迅速な現地対応で、糞の蓄積・建材の腐食・害虫の二次発生を早期に防ぐ「発見したばかりで、すぐ来てほしい」という方
修繕まで一貫対応リフォーム会社出身の自社施工体制で、駆除・消毒・清掃から建物の修繕まで外部業者を挟まず対応「天井のシミや腐食も一緒に直してほしい」という方
最長10年の再発保証駆除後も最長10年間、再発時は無料で対応「また出てきたらどうしよう」と不安な方

「巣があるかどうか確認したい」「自分では対処できるか不安」そんな場合はお気軽にご連絡ください。

ハウスプロテクトでは、出張費・現地調査・見積もりは完全無料です。断っても費用はかかりませんのでぜひお気軽にお問い合わせください。

ハウスプロテクトが実際に施工したコウモリ駆除実績は、こちらからご覧ください。

よくある質問(FAQ)

コウモリの赤ちゃんを触ってしまいました。病院に行くべきですか?

触れ方の状況によって対応が異なりますが、基本的には速やかに手洗い・消毒を行いましょう。

もし咬まれた痕跡がある場合や皮膚に傷がある部位が接触した場合は、医療機関または保健所に相談することをおすすめします。

なぜなら、コウモリはサルモネラ菌・ヒストプラズマ菌をはじめとする病原体や、ダニ・ノミなどの寄生虫を保有している可能性があります。厚生労働省も、コウモリへの接触には感染リスクが伴うとして注意を呼びかけています(参考:厚生労働省「動物由来感染症を知っていますか?」)。

特に咬まれた場合は、国内での発症例はないものの狂犬病ウイルスのリスクも否定できないため、保健所への連絡が推奨されます。

具体的な対処の流れは以下のとおりです。

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状況対処内容
素手で触れた石けんと流水で最低20秒以上洗浄し、アルコール消毒する
傷がある部位が触れた15分以上、流水洗浄し、医療機関を受診する
咬まれた・引っかかれた15分以上、流水洗浄し、保健所または医療機関に連絡し指示を仰ぐ
触れた感覚はないが不安保健所に電話で相談すr

「たいした傷じゃないから大丈夫」と放置するのが最も危険です。判断に迷う場合は、まず最寄りの保健所に電話で状況を伝えてください。

コウモリの赤ちゃんが家の中に入ってきました。自分で追い出せますか?

状況によっては自力での対応も可能ですが、再発防止まで確実に行うには専門業者への依頼が現実的です。

なぜなら、コウモリはわずか1cm程度の隙間から侵入できるため、一度室内から追い出しても、侵入経路を塞がなければ同じ場所から戻ってくるからです。

また、追い出し作業中に咬まれたり、糞の粉塵を吸い込んだりするリスクも伴います。さらに、コウモリは鳥獣保護管理法で保護されており、傷つけることは法律違反となるため、慎重な対応が必要です。

自力で追い出す場合の手順は以下のとおりです。

自分でコウモリを追い出す手順
  1. 部屋の窓を全開にして、コウモリが外に出られる状態をつくる
  2. マスク・軍手を着用し、肌の露出を最小限にする
  3. 市販のコウモリ用忌避スプレーや蚊取り線香の煙を活用して外に追い込む
  4. コウモリが外に出たらすぐに窓を閉め、再侵入を防ぐ
  5. コウモリが触れた箇所をアルコールで消毒する

ただし、これはあくまで「室内から一時的に追い出す」応急処置です。屋根裏や軒下に巣がある場合、侵入経路の特定と完全な封鎖は素人では困難なため、再発を防ぎたい場合は専門業者への相談をおすすめします。

コウモリの赤ちゃんを見つけたのはスピリチュアル的に何か意味がありますか?

スピリチュアルな観点では「幸運の訪れ」とされることもありますが、現実的には建物への侵入サインとして受け止め、早めに状況を確認することが重要です。

コウモリは古くから中国や日本で「福」の象徴とされており、家に現れることを吉兆と捉える文化があります。「コウモリの赤ちゃんを見つけた=運気が上がる前兆」という解釈は、こうした文化的背景に基づくものです。スピリチュアルな意味として前向きに受け取ること自体は問題ありません。

一方で、コウモリの赤ちゃんが家の敷地内に落ちている場合、現実的には近くの屋根裏や軒下に親コウモリの巣がある可能性が高い状況です。赤ちゃんコウモリは自力でほとんど移動できないため、発見場所のすぐ近くに巣が存在すると考えるのが自然です。

縁起が良いと喜びながらも、「なぜここにいるのか」という視点で建物の状態を確認しておくことが、被害の早期発見につながります。コウモリが家に棲みつくと、糞尿の蓄積や騒音・健康被害といった問題に発展することもあるため、吉兆として受け取りつつ、念のため専門業者に状況確認を依頼することも一つの選択肢です。

コウモリの赤ちゃんはたまごから生まれるのですか?

コウモリはたまごから生まれません。哺乳類であるため、母親が子どもを胎内で育て、生きた状態で出産します。

コウモリは「飛ぶ」「夜行性」という特徴から鳥や爬虫類と混同されることがありますが、分類上は哺乳類です。したがって、たまごを産むのではなく、人間や犬・猫と同様に胎生(母体内で胎児を育てて出産する方式)で子どもを産みます。

日本でよく見られるアブラコウモリ(イエコウモリ)の場合、1回の出産で1〜3頭の赤ちゃんを産みます。妊娠期間は約30日と短く、出産後の赤ちゃんは母乳で育ちます。生後約2週間で毛が生えそろい、生後約1か月で飛べるようになります。

また地面に落ちている赤ちゃんコウモリは、巣から誤って落下した可能性が高く、近くに親の巣があるサインです。「たまごのようなものが近くにある」という場合は、コウモリの糞である可能性が高いため、素手で触れないよう注意してください。

コウモリの赤ちゃんを見つけた場合、市役所は対応してくれますか?

相談窓口としては機能しますが、実際の駆除・清掃・封鎖工事は対応してもらえないケースがほとんどです。最終的には民間の専門業者への依頼が必要になります。

コウモリは鳥獣保護管理法で保護されており、捕獲・駆除には許可が必要です。市区町村の環境課や保健所では、追い出し方のアドバイスや地域の対応業者の紹介を受けることができます。また、コウモリに咬まれた・接触したといった健康上の懸念がある場合は、保健所が感染リスクの相談窓口として機能します。

ただし、行政が実際に家まで来て巣を撤去したり、侵入経路を封鎖したりするサービスはほぼ提供されていません。また、紹介された業者に依頼した場合の費用は全額自己負担となります。

「市役所に電話すれば無料で全部やってもらえる」と期待されている方は、認識のずれがトラブルの原因になることがあるため注意が必要です。コウモリの赤ちゃんを発見し、巣の存在が疑われる場合は、自治体への相談と並行して、出張費・現地調査・見積もり無料の専門業者へ相談することをおすすめします。

まとめ

コウモリの赤ちゃんを見つけた時、正しい対処の流れを知っているかどうかで、その後の状況は大きく変わります。この記事でお伝えした大切なポイントは以下のとおりです。

  • 発見直後はまず触れずに様子を見るのが正解
  • 赤ちゃんがいる場所には、高確率で親の巣が潜んでいる
  • 保護・追い出しのどちらも、法律と感染リスクへの配慮が必要

「巣があるかもしれない」という不安も、プロに一度確認してもらうだけで多くの場合、解消されます。

まずは状況を把握することで安心できるので、まずは無料相談を活用してみてください。

あなたが普段使用するAIでこの記事を要約する

この記事の監修

ハウスプロテクト

ハウスプロテクト編集部

株式会社GROWTH運営。リフォーム会社を母体とする害獣駆除専門業者。わな猟狩猟免状・電気工事士など12資格保有。施工実績2,403件、Google口コミ★4.7(4,689件)。

会社概要・資格一覧を見る →

この記事を書いた人

松本 太一(まつもと たいち)
ハウスプロテクト 害獣駆除技術責任者/株式会社GROWTH

害獣駆除業界歴12年。ネズミ・コウモリ・イタチ・ハクビシン・アライグマなど累計2,123件以上の駆除施工に従事。建築物の侵入経路調査から封鎖工事、再発防止までをワンストップで手がける現場のプロフェッショナル。

【保有資格】
・防除作業監督者(国家資格)
・ペストコントロール技術者
・狩猟免許(わな猟)
・鳥獣管理士

「駆除して終わり」ではなく「二度と被害を出さない」施工をモットーに、ハウスプロテクトの最長10年保証を支える技術基盤を構築。本コラムでは、現場経験に基づいた正確な情報と、一般の方でも実践できる害獣対策をわかりやすくお伝えしています。

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