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ネズミに噛まれたらどうする?応急処置と感染症リスクをプロ解説

ネズミに噛まれたらどうする?応急処置と感染症リスクをプロ解説

ネズミに噛まれてしまい、「何科に行けばいいのか」「放置しても大丈夫なのか」と不安を抱えていませんか。

結論からお伝えしますと、ネズミに噛まれた場合は傷口を流水で洗浄・消毒し、24時間以内に医療機関を受診することをおすすめします。

なぜなら、ネズミの口内には鼠咬症菌・破傷風菌・レプトスピラ菌など複数の病原体が常在しており、放置し重篤化する鼠咬症や破傷風を発症する危険があるからです。

本記事でわかる内容
  • 噛まれた直後にすべき応急処置3ステップ
  • 受診すべき診療科と救急車を呼ぶ判断基準
  • 発症リスクのある7つの感染症と潜伏期間
  • 自力では防げない再発リスクとプロの対策

ネズミに噛まれた直後で対処に迷ったら、害獣駆除のプロが24時間無料相談を受け付けています。電話・メール相談どちらも無料です。

目次

ネズミに噛まれたら最初にすべき応急処置3ステップ

ネズミに噛まれたら最初にすべき応急処置3ステップ

ネズミに噛まれた直後の対応で、感染症の発症リスクは大きく変わります。

なぜなら、ネズミの口内には鼠咬症菌をはじめ、複数の病原体が常在しており、傷口に病原菌が定着するまでの時間との勝負だからです。

応急処置の流れは、大きく次の3ステップです。

ステップ内容所要時間
流水と石鹸で傷口を洗浄5分以上
医療用エタノールで消毒1分程度
医療機関を受診当日中

以下にて、3つの手順の正しいやり方を順に解説します。

流水と石鹸で傷口を洗浄する

噛まれた直後に最初に行うべきは、流水と石鹸による傷口の洗浄です。なぜなら、物理的に病原菌を洗い流す手順が、感染症予防の第一歩だからです。

具体的な手順は以下のとおりです。

  • 水道水を勢いよく流し続ける
  • 石鹸を泡立てて傷口を丁寧に洗う
  • 5分以上かけて十分に洗い流す
  • 噛まれた箇所以外の接触部位も洗浄する

血液がにじむ程度の小さな傷でも、油断せず洗浄しましょう。「血が出ていないから大丈夫」と自己判断すると、感染症リスクを高めます。

医療用エタノールで消毒する

洗浄後の補助手段として、医療用エタノールや市販の消毒液で傷口を消毒します。

ただし、消毒はあくまで流水洗浄を十分におこなった上での補助であり、強くこすって組織を傷めるよりも、医療機関を受診して医師の指示を仰ぐのが最優先です。

家庭での消毒手順は以下のとおりです。

  • 清潔なガーゼに消毒液を含ませて軽く拭き取る
  • 出血がある場合は清潔なガーゼで傷口を保護する

参考:動物由来感染症を知っていますか?|厚生労働省

当日中に医療機関を受診する

応急処置を終えたら、傷の大小にかかわらず、当日中に医療機関を受診してください。なぜなら、自己判断で様子を見ている間に感染症が進行する危険があるためです。

受診時に医師へ伝えるべき情報は以下のとおりです。

  • 噛まれた日時と状況
  • 応急処置で使用した消毒液
  • 過去の破傷風予防接種歴

感染症の潜伏期間は数日〜3週間と疾患により異なるため、症状が出てからでは治療が遅れます。そのため、早期受診こそ最大の予防策です。

応急処置を済ませても、家にネズミがいる状況自体は変わっていません。再び噛まれるリスクや家族への二次被害を考えると、判断に迷う段階で専門家に状況を共有するのが安全策です。

ネズミに噛まれた時に受診すべき診療科の選び方

ネズミに噛まれた時に受診すべき診療科の選び方

ネズミに噛まれた場合、受診できる時間帯によって選ぶ診療科が異なります。なぜなら、平日日中と夜間・休日では対応可能な医療機関が変わるためです。

受診先の判断軸は次のとおりです。

状況受診先
平日日中皮膚科または外科
夜間・休日救急外来

※意識障害・呼吸困難など緊急症状がある場合の救急要請判断は、「3章」で詳しく解説します。

平日日中と夜間・休日それぞれの選び方を順に解説します。

平日日中は皮膚科または外科である

平日日中に噛まれた場合の受診先は、皮膚科または外科です。なぜなら、咬傷の処置と感染症予防の両方に対応できる診療科だからです。

各診療科の役割は以下のとおりです。

  • 外科:傷の縫合・止血・感染予防処置
  • 皮膚科:皮膚感染症の診断と抗生物質処方

ただし、子どもが噛まれた場合は小児科、高熱など全身症状があれば内科の受診も選択肢になります。判断に迷う場合は、まず皮膚科か外科に電話で症状を伝えて受診先を確認するのが確実です。

夜間・休日は救急外来である

平日日中に受診できない場合の選択肢は、救急外来です。なぜなら、噛まれた直後の感染症予防は時間との勝負であり、翌診療日まで放置すべきではないためです。

夜間・休日の対応窓口は以下を活用してください。

  • 救急外来:地域の二次救急医療機関
  • #7119:救急安心センター事業の電話相談
  • #8000:小児救急電話相談(15歳未満)

#7119は医師・看護師が症状を聞き取り、救急車を呼ぶべきか・受診すべきかを助言してくれる窓口です。

参考:救急安心センター事業(#7119)|総務省消防庁

ネズミに噛まれた時に救急車を呼ぶべき3つの症状基準

ネズミに噛まれた時に救急車を呼ぶべき3つの症状基準

ネズミに噛まれた後、特定の症状が現れた場合は救急車を呼ぶ判断が必要です。なぜなら、アナフィラキシーショックや重度の感染反応は数分〜数時間で命に関わる事態へ進行するためです。

救急要請を判断するかどうかの基準は下記3つです。

  1. 意識障害・けいれんがある
  2. 呼吸困難・全身蕁麻疹が出てる
  3. 大量出血が止まらない

以下にて順に解説します。

意識障害・けいれんがある

意識がもうろうとしたり、けいれんが起きた場合は迷わず119番してください。なぜなら、全身性の感染反応や重度のアレルギー反応が中枢神経に達している可能性があるからです。

具体的に救急要請すべきサインは以下のとおりです。

  • 呼びかけへの反応が鈍い
  • ろれつが回らない・視線が定まらない
  • 手足のけいれんが止まらない

意識障害は本人の自覚が遅れる症状のため、周囲が異変に気づいた段階で119番してください。

呼吸困難・全身蕁麻疹が出てる

噛まれた直後に呼吸困難や全身の蕁麻疹が出た場合、アナフィラキシーショックの疑いがあります。

なぜなら、ネズミに嚙まれた方の中には、アナフィラキシーショックが報告されており、過去に噛まれた経験のある人ほど反応が強く出る傾向があるからです。

アナフィラキシーショックの初期症状は以下のとおりです。

  • 喉のかゆみ・腫れ・呼吸困難
  • 全身の蕁麻疹・皮膚の発赤
  • 急激な血圧低下・冷や汗

症状が一時的に治まっても再発するケースがあるため、救急要請してください。

参考:アナフィラキシーガイドライン2022|日本アレルギー学会

ネズミのダニによるアレルギー被害について詳しくはこちら>>

大量出血が止まらない

ガーゼで5分以上圧迫しても出血が止まらない場合は、救急要請してください。

なぜなら、5分以上の圧迫でも止血できない出血は、深部組織や血管損傷の可能性があり、医療機関での処置が必要なためです。

噛まれた部位が手足の場合、心臓より高く上げて圧迫しながら救急車を待ってください。

ネズミに噛まれて発症する7つの感染症リスク

ネズミに噛まれて発症する7つの感染症リスク

ネズミに噛まれた場合、複数の感染症を発症するリスクがあります。なぜなら、ネズミの口内・体表・排泄物には鼠咬症菌をはじめ、多種類の病原体が常在しているためです。

代表的な7つの感染症を、潜伏期間・主な症状・未治療時の致死率で比較すると次のとおりです。

スクロールできます
感染症名潜伏期間主な症状未治療時致死率/重症化リスク
鼠咬症1〜22日発熱・発疹・関節痛約10〜13%程度
破傷風3〜21日開口障害・全身けいれん10〜20%程度
アナフィラキシーショック数分〜数時間呼吸困難・血圧低下治療遅れで重篤化
レプトスピラ症3〜14日高熱・黄疸・腎障害5〜40%(重症型)
サルモネラ症8時間〜2日下痢・腹痛・発熱高齢者・小児で重篤化
腎症候性出血熱2〜4週間発熱・血尿・腎不全重症型で3〜15%程度
E型肝炎15〜50日黄疸・腹痛・吐き気妊婦で劇症化リスク

以下にて、7つの感染症それぞれを順に解説します。

鼠咬症

鼠咬症は、ネズミに噛まれた傷口から病原菌が侵入して発症する感染症です。

そんな鼠咬症の特徴は以下のとおりです。

  • 潜伏期間:1〜22日(通常は7日未満)
  • 初期症状:発熱・悪寒・嘔吐・頭痛
  • 中期症状:手足の発疹・移動性の関節痛
  • 未治療時の致死率:約10〜13%程度とされる

未治療の場合、心内膜炎や髄膜炎などの重篤な合併症を引き起こす報告があります。早期の抗生物質治療で改善が期待できるため、噛まれた時点で医療機関を受診してください。

参考:ラット咬傷歴が認められない鼠咬症例|国立健康危機管理研究機構

破傷風

破傷風は、傷口から侵入した破傷風菌の毒素が神経に作用して発症する感染症です。

そんな破傷風の特徴は以下のとおりです。

  • 潜伏期間:3〜21日
  • 初期症状:開口障害・顔の筋肉のこわばり
  • 進行症状:全身のけいれん・呼吸困難
  • 致命率:日本では現在10〜20%程度とされる

破傷風は、ワクチンの反復接種でほぼ100%予防可能とされていますが、最終接種から10年以上経過すると抗体価が低下します。

もし40歳以上で予防接種歴が不明な場合、医療機関で追加接種を相談してみてください。

参考:破傷風|国立健康危機管理研究機構破傷風|厚生労働省

アナフィラキシーショック

アナフィラキシーショックは、ネズミに噛まれた直後に発症する重度のアレルギー反応です。

そんなアナフィラキシーショックの特徴は以下のとおりです。

  • 発症までの時間:数分〜数時間
  • 初期症状:皮膚の発赤・かゆみ・蕁麻疹
  • 進行症状:呼吸困難・血圧低下・意識障害
  • 進行速度:数分〜数十分で重症化

症状が出た段階で迷わず救急要請してください。なぜなら治療が遅れると、重症化するリスクがあるからです。

レプトスピラ症(ワイル病)

レプトスピラ症は、ネズミの尿に含まれるレプトスピラ菌に感染して発症する人獣共通感染症です。

そんなレプトスピラ症の特徴は以下のとおりです。

  • 潜伏期間:3〜14日
  • 初期症状:高熱・悪寒・筋肉痛・結膜充血
  • 重症型(ワイル病)症状:黄疸・出血傾向・腎不全
  • 重症型の致死率:5〜40%

実際、京都府感染症情報センターの報告によると、2007〜2016年に東京都が推定感染地となった症例ではネズミとの接触が7割を超えるとされています。

そのため、もし床下や浴室周辺でネズミを見かけたら、感染リスクを意識した対応が必要です。

参考:レプトスピラ症(ワイル病)|厚生労働省FORTH

サルモネラ症

サルモネラ症は、ネズミに直接触れた手指やネズミに汚染された食品を介してサルモネラ菌が体内に侵入して発症する感染症です。また噛まれた手で食品や食器に触れることで二次的な感染拡大も生じます。

サルモネラ症の特徴は以下のとおりです。

  • 潜伏期間:8時間〜2日
  • 主な症状:激しい下痢・腹痛・発熱・嘔吐
  • 重症化リスク:髄膜炎・敗血症
  • 高リスク群:乳幼児・高齢者・免疫力低下者

健康な成人なら1週間程度で自然治癒する場合が多いものの、子どもや高齢者では重症化して命に危険が及ぶケースも報告されています。

参考:ねずみ防除指針|東京都保健医療局

腎症候性出血熱

腎症候性出血熱は、ハンタウイルス属が原因で発症する感染症です。

そんな腎症候性出血熱の特徴は以下の通りです。

  • 潜伏期間:2〜4週間
  • 初期症状:発熱・頭痛・腹痛・筋肉痛
  • 進行症状:血尿・低血圧・腎不全・ショック
  • 致死率:ウイルス型により異なるが、重症型では3〜15%程度とされる

なお、同じハンタウイルス属が原因で致死率の高い「ハンタウイルス肺症候群」が知られていますが、原因ウイルスは日本では確認されていません。

ただし、ネズミの糞尿に直接触れない予防策は、腎症候性出血熱とハンタウイルス肺症候群のどちらにも有効です。

参考:腎症候性出血熱(詳細版)|国立健康危機管理研究機構

E型肝炎

E型肝炎は、E型肝炎ウイルス(HEV)の感染による肝炎です。直接、噛まれて感染することは稀ですが、噛まれた後の傷口からの二次感染や、ネズミ被害のある環境での食品汚染リスクには注意が必要です。

そんなE型肝炎の特徴は以下のとおりです。

  • 潜伏期間:15〜50日
  • 主な症状:発熱・腹痛・吐き気・黄疸
  • 重症化リスク:劇症肝炎
  • 高リスク群:妊婦・既存肝疾患のある人

国立感染症研究所の調査では、都内で捕獲されたドブネズミの31.5%、クマネズミの13.1%がHEVを保有していたと報告されています。

妊婦が感染した場合は劇症化のリスクがあるため、産科医にも必ず相談してください。

参考:ねずみ防除指針|東京都保健医療局

致死率の高い感染症は、早期発見と治療開始のスピードが命を分けます。同時に、噛んだネズミの仲間が家のどこかに潜んでいる可能性も否定できません。医療機関の受診と並行して、家のリスクを可視化することが二次被害の予防につながります。

ネズミに噛まれた後に注意すべき初期症状

ネズミに噛まれた後に注意すべき初期症状

ネズミに噛まれた後は、症状の出方によって緊急度が大きく変わります。

時間経過ごとの注意すべき症状は、次のとおりです。

経過時間主な症状緊急度
受傷直後〜数時間以内呼吸困難・意識障害・全身蕁麻疹119番要請
24時間以内発熱・悪寒・傷口の腫れ当日受診
数日後発疹・関節痛・リンパ節の腫れ速やかに受診

以下にて、時間軸ごとに見るべきサインを順に解説します。

受傷直後〜数時間以内:呼吸困難・意識障害

噛まれた直後から数時間以内に呼吸困難や意識障害が出た場合、命に関わる緊急サインです。

なぜなら、アナフィラキシーショックは数分〜数十分で重症化するためです。

症状が一度治まっても数時間後に再び悪化するケースがあるため、迷わず119番してください。

24時間以内:発熱と悪寒

噛まれてから24時間以内に発熱や悪寒が出た場合、鼠咬症の初期サインの可能性があります。

なぜなら、鼠咬症は潜伏期間が1日から始まる症例があり、初期はインフルエンザ様の全身症状から発症するためです。

24時間以内に注意すべきサインは以下のとおりです。

  • 38度以上の発熱
  • 悪寒・震え
  • 頭痛・嘔吐
  • 噛まれた箇所の赤みや腫れ

発熱は感染症の進行サインのため、市販の解熱剤で症状を覆い隠さず医療機関を受診してください。

数日後:発疹と関節痛

噛まれてから数日後に発疹や関節痛が出た場合、感染が進行しているサインです。なぜなら、鼠咬症は1〜22日、レプトスピラ症は3〜14日の潜伏期間を経て、発疹・関節痛・リンパ節の腫れが現れるためです。

数日〜2週間以内に注意すべきサインは以下のとおりです。

  • 手足の小さな発疹・点状出血
  • 移動性の関節痛
  • リンパ節の腫れ
  • 持続する発熱(解熱と再発を繰り返す)

受診時に噛まれた経緯を伝えていないと、風邪やインフルエンザと誤診される可能性があるため必ず伝えましょう。

ただし、症状を観察して早期対応できても、家にネズミがいる限り再び噛まれる可能性は残ります。一度の被害で済ませるには、症状チェックと並行してネズミ被害そのものを断つ対策が欠かせません。

自力対処ではネズミ被害の再発を防げない3つの理由

自力対処ではネズミ被害の再発を防げない3つの理由

ネズミ被害を一度の対処で終わらせるのは、一般家庭では困難です。

なぜなら、ネズミの繁殖力・学習能力・駆除作業中の二次被害という3つの構造的な要因があり、市販グッズや自力対処では根本解決に届かないためです。

自力では防げない理由は次の3つです。

理由概要
繁殖力1匹発見=10匹以上の存在を意味する
学習能力罠と忌避剤に短期間で慣れる
二次被害駆除中に再び噛まれる感染リスク

以下にて、3つの理由を順に解説します。

1匹の発見は10匹以上の存在を意味するから

家の中で1匹のネズミを見かけた時点で、複数のネズミが潜んでいる可能性が極めて高いから注意が必要です。なぜなら、ネズミは集団で行動する習性があり、繁殖力が非常に高い動物だからです。

ネズミの繁殖能力は以下のとおりです。

  • 年に5〜6回出産する
  • 1回の出産で5〜10匹を産む
  • 生後約2か月で親になる
  • 1匹のメスから1年で数十匹規模に増える

参考:ねずみ防除指針|東京都保健医療局

目に見える1匹を捕獲しても、壁の中・天井裏・床下に残る個体が繁殖し続けるため、1匹単位の対処では再発を防ぐことは難しいでしょう。

学習能力で罠と忌避剤に慣れるから

ネズミは罠や忌避剤の効果を短期間で学習し、無効化していくから自力対処は長続きしません。なぜなら、ネズミは哺乳類の中でも学習能力が高く、危険を察知すると行動パターンを変化させるためです。

自力対処で起こる典型的な失敗例は以下のとおりです。

  • 粘着シートを置いた場所を避けて通る
  • 殺鼠剤入りの餌を警戒して食べない
  • 超音波の周波数に慣れて反応しなくなる
  • 一度危険と認識した場所に近づかない

市販グッズは初期は効果が出ても、ネズミ側の学習で短期間に効かなくなる傾向があります。さらに巣の場所や侵入経路を特定できないまま対処を続けても、数を減らせず時間とコストだけが消費されます。

駆除中に再び噛まれる二次被害があるから

自力で駆除作業を進める過程で、再び噛まれて感染症リスクに晒される危険があるから無理は禁物です。

なぜなら、粘着シートにかかったネズミの処理や死骸の回収には、噛まれる・引っかかれる・ノミやダニに接触するなどの二次被害が伴うためです。

具体的に自力駆除で起こりうる二次被害は以下のとおりです。

  • 生きたネズミの処理時に噛まれる
  • 死骸からノミ・ダニが移る
  • 糞尿に触れてレプトスピラ症のリスク
  • 巣材や粉塵を吸い込む経気道感染

「3章」で解説した感染症リスクは、駆除作業中の接触でも同じように発生します。特に粉塵吸入による腎症候性出血熱や、糞尿接触によるレプトスピラ症のリスクは、駆除作業中も同じです。一度の被害で恐怖を感じた状態で再び危険に近づくのは、心理的にも身体的にも負担が大きい選択です。

ここまでお読みいただき、「自分で何とかするのは難しそうだ」と感じた段階が、相談のベストタイミングです。現地調査・見積もり・出張費すべて無料のため、「呼んでみて様子を聞くだけ」でも構いません。

ネズミが戻ってくる原因と対策はこちら>>

プロが実施するネズミ再発防止対策は3つ

プロが実施するネズミ再発防止対策は3つ

ネズミ駆除のプロが行う対策は、駆除そのものよりも「二度と侵入させない環境づくり」を主軸としています。なぜなら、目に見えるネズミを捕獲しても、侵入経路と餌となる環境を残したままでは新たな個体が入り込み、再発を繰り返すためです。

以下、プロがおこなう3つの再発防止対策です。

目的対応する自力の限界
侵入経路の封鎖物理的に再侵入を遮断繁殖力(増える前に止める)
食料源・巣材の遮断居着く動機を消去学習能力(餌で慣れさせない)
罠と忌避剤の戦略配置残存個体の追い出し二次被害(接触リスクを最小化)

以下で順に解説します。

侵入経路の封鎖と金属メッシュ施工を行う

プロは家屋全体の侵入経路を特定し、金属メッシュやパンチングメタルで物理的に封鎖を行います。

なぜなら、ネズミは1.5cm程度の隙間(大人の指が第二関節まで入る幅)があれば侵入できる柔軟性を持ち、薄いプラスチックや木材は容易にかじり破ってしまうためです。

参考:ネズミの被害を防ぐために!|目黒区

プロが封鎖対象とする代表的な侵入経路は以下のとおりです。

  • 通気口・換気扇周りの隙間
  • 配管・配線の貫通部
  • エアコン室外機の取り付け穴
  • 屋根の軒下・棟瓦の継ぎ目
  • 基礎部分のひび割れや換気口

封鎖材には、ネズミがかじっても破損しにくい金属製の素材(金網・パンチングメタル・モルタル)が使われます。

市販のパテや布製テープでは数日でかじり破られる場合があり、施工には素材選定の知識が必要です。

ネズミの侵入経路と封鎖方法を詳しく見る>>

食料源の遮断と巣材の撤去を行う

プロは家屋内外の食料源と巣材になりうるものを徹底的に洗い出し、ネズミが住み着かないようにします。

なぜなら、いくら侵入経路を封鎖しても、家の中に餌や巣作りに使える素材が残っていれば、別ルートを探して侵入してくるからです。

撤去・遮断の対象となる代表例は以下のとおりです。

  • 食品の保管環境(密閉容器への移し替え)
  • ペットフードの放置と床のこぼし
  • 生ゴミ・ゴミ箱(蓋付き容器への変更)
  • 段ボール・新聞紙・古布類の集積
  • 屋外の落ち葉・物置内の不用品

特にペットを飼育する家庭では、ペットフードの保管方法が見落とされがちです。プロは生活環境を聞き取った上で、家庭ごとに対策を提案します。

粘着シート・忌避剤の設置を行う

プロは封鎖と環境整備の後、家の中に残っているネズミを追い出すために粘着シートと忌避剤を配置します。

なぜなら、自力で同じ道具を使っても効果が出にくいのは、ネズミの通り道(ラットサイン)を特定できていない場合がほとんどだからです。

プロが配置時に重視するポイントは以下のとおりです。

  • ラットサイン(糞・尿・かじり跡)の特定
  • 通り道に沿って粘着シートを連続配置
  • 巣の方向を意識した忌避剤の設置
  • 駆除後の死骸処理と消毒の一括対応
  • ノミ・ダニ・病原菌の二次被害防止

封鎖と環境整備が完了した後の罠は、ネズミが行き場を失った状態で配置されるため効果が高まります。一方、自力でいきなり罠だけを置いても、学習されて避けられる結果に終わりがちです。

ここまでお読みいただいた通り、ネズミの再発防止には「封鎖・環境整備・追い出し」を一貫して行う設計が必要です。自力で部分的に対処しても、抜けた工程からネズミは戻ってきます。プロに任せれば、二次被害のリスクを避けながら根本から再発を防げます。

ネズミ駆除業者を選ぶ4つの判断基準

ネズミ駆除業者を選ぶ4つの判断基準

ネズミ駆除業者は、料金の安さよりも「再発を防げる体制があるか」で選ぶことが重要です。なぜなら、駆除費用を払っても再発すれば、結果的に複数回の出費と被害の長期化を招くためです。

業者選びで確認すべき判断基準は次の4つです。

判断基準確認ポイント
現地調査と見積もりの料金無料か有料か
対応範囲駆除のみか一貫対応か
再発保証期間と適用条件
施工体制自社施工か下請け委託か

以下にて、4つの判断基準を順に解説します。

現地調査と見積もりが無料

優良業者の判断基準のひとつは、現地調査と見積もりが無料である点です。なぜなら、料金が見えないまま契約を進める業者は、後から追加請求を行うリスクが高いためです。

現地調査・見積もり時に確認すべき項目は以下のとおりです。

  • 出張費・キャンセル料が無料か
  • 見積書に作業内容が明記されているか
  • 追加料金の発生条件が明示されているか
  • 相見積もりに対応してくれるか

費用面のハードルが低いと、複数社を比較してから契約判断ができるため、無料対応の業者を選ぶのが安全です。

駆除から消毒まで一貫対応

駆除作業だけでなく、封鎖・清掃・消毒まで一貫して対応する業者を選ぶのが基本です。なぜなら、駆除のみの業者では死骸処理や糞尿の消毒が別契約になり、感染症リスクが残るためです。

一貫対応で確認すべき作業範囲は以下のとおりです。

  • ネズミの捕獲・駆除
  • 死骸の回収と処分
  • 糞尿の清掃と消毒
  • 侵入経路の封鎖工事
  • ノミ・ダニの二次被害対策

「4章」で解説した感染症は糞尿の残存だけでも発生するため、衛生環境の復旧まで責任を持つ業者を選んでください。

長期の再発保証がある

再発保証の有無と期間は、業者の施工技術への自信を測る指標になります。なぜなら、保証期間が長いほど業者側のリスクが大きく、自社の施工品質に確信がなければ提供できないためです。

業界の保証期間の目安は以下のとおりです。

  • 一般的な業者:1〜3年程度
  • 中堅以上の業者:3〜5年程度
  • 業界トップクラス:5年以上の長期保証

契約前に「再発した場合の無料対応範囲」「定期点検の有無」を確認し、保証書面の発行を渋る業者は避けてください。

自社施工で下請けに出さない

問い合わせから施工までを自社スタッフが一貫対応する業者は、品質管理と責任の所在が明確である点で優れています。

なぜなら、下請けに委託する業者は中間マージンが発生し、施工品質も委託先によってムラがあるからです。

自社施工業者を見極めるポイントは以下のとおりです。

  • 問い合わせ窓口と施工担当が同じ会社か
  • スタッフの教育体制や保有資格が公開されているか
  • 施工事例が自社実績として掲載されているか
  • 相談から見積もりまでの応対が一貫しているか

これら4つの基準をすべて満たす業者であれば、料金面でも品質面でも安心して相談できます。

以降では、4つの基準を実際に満たす業者の例として、ハウスプロテクトが選ばれる理由を紹介します。

ネズミ駆除にハウスプロテクトが選ばれる4つの理由

ネズミ駆除にハウスプロテクトが選ばれる4つの理由

ハウスプロテクトは、「8章」で紹介した4つの判断基準すべてを満たす害獣駆除業者です。

そんなハウスプロテクトがネズミ駆除に選ばれる4つの理由は次のとおりです。

「8章」の判断基準ハウスプロテクトの該当理由
現地調査・見積もりが無料出張費含めて完全無料
一貫対応(駆除〜消毒)自社施工で一括対応
長期の再発保証最長10年保証
自社施工リフォーム会社母体

以下にて、4つの理由を順に解説します。

出張費・現地調査・見積もりがすべて無料

ハウスプロテクトは、出張費・現地調査・見積もりのすべてが無料のため、費用面のリスクなく相談できます。

「まずは話を聞いてほし」といった段階でも気軽に相談可能です。

また相見積もりもできるため、複数社を比較検討してから契約判断ができます。ちなみに見積もり後もキャンセル料は一切かかりません。

最長10年の業界最長クラス再発保証がある

ハウスプロテクトの強みは、業界最長クラスの最長10年の再発保証を用意しています。

噛まれた恐怖や夜の物音への不安、家族への二次被害の心配を二度と繰り返したくない方にとって、10年単位の安心は他では得られない価値です。

リフォーム会社母体の自社施工で根本封鎖が可能

ハウスプロテクトはリフォーム会社を母体とする自社施工体制だから、建築構造の知識を活かした根本封鎖が可能です。

家屋の構造を理解した上で侵入経路を見極めるため、見落とすことなく、施工できます。

また下請けに委託しないため、相談から施工までの責任が一貫し、中間マージンも発生しません。

Googleクチコミ4.7点・4,689件の実績あり

ハウスプロテクトはGoogleクチコミで4.7点・4,689件の評価を獲得しているから、第三者からの信頼性が客観的に裏付けられています。

参照:ハウスプロテクト|クチコミ掲載数

実際に依頼した利用者の声は、公式サイトのお客様の声ページで確認できます。またはGoogle公式ビジネスプロフィールで確認できます。

ここまで読んで「相談してみよう」と思た方へ。「ハウスプロテクト」では、最長10年の再発保証を用意しています。出張費・現地調査・見積もりすべて無料ですので、ぜひお気軽に連絡してみてください。

ネズミに噛まれた時のよくある質問

以下では、ネズミに噛まれた状況で読者から多く寄せられる8つの疑問に回答してまいります。

ネズミからうつる病気は何種類ある?

ネズミからうつる病気は、主に下記7種類あります。

代表的な感染症は以下のとおりです。

  • 鼠咬症
  • 破傷風
  • アナフィラキシーショック
  • レプトスピラ症(ワイル病)
  • サルモネラ症
  • 腎症候性出血熱
  • E型肝炎

各感染症の潜伏期間・症状・致死率の詳細は「4章」で解説しています。

参考:動物由来感染症を知っていますか?|厚生労働省

ドブネズミに噛まれたら命に関わる?

ドブネズミに噛まれて命に関わるかどうかは、感染症の発症と治療開始のタイミング次第です。

なぜなら、ドブネズミは鼠咬症菌・レプトスピラ菌・サルモネラ菌などを保有しており、治療せず放置すると、重症化し命を落とす可能性があるからです。

巷で言われる「ペスト感染」については、日本ではペストが1926年以降発生していないため、現代の国内では懸念対象から外れます。

ただし、鼠咬症(未治療時致死率約10〜13%)やレプトスピラ症ワイル病(重症型致死率5〜40%)のリスクは現存するため、噛まれたら必ず医療機関を受診してください。

参考:ねずみ防除指針|東京都保健医療局

寝ている間に噛まれた場合の対処法は?

寝ている間に噛まれた場合も、起きた直後の応急処置と医療機関の受診が必要です。

なぜなら、自覚なく噛まれていた場合でも病原菌は同じく傷口から侵入しており、潜伏期間中に進行するためです。

起床後にすぐ行うべき対応は、以下のとおりです。

  • 流水と石鹸で傷口を洗浄
  • 消毒液で傷口を保護
  • 当日中に医療機関を受診
  • 受診時に「就寝中に噛まれた可能性」を医師に伝える

噛まれた時刻が不明なため、医師に潜伏期間の起点を共有できないリスクがあります。経緯を必ず伝えてください。

猫がネズミを捕まえた時にペットや家族が噛まれたらどう対処する?

猫がネズミを捕まえた際にペットや家族が噛まれた場合、人の応急処置と並行して猫の健康管理も行ってください。

なぜなら、レプトスピラ症は人獣共通感染症であり、猫がネズミに接触した時点で猫自身も感染リスクがあるからです。

優先順位の高い対処は以下のとおりです。

  • 噛まれた人は流水洗浄+当日受診
  • 猫が口で咥えていた場合は獣医に相談
  • 残されたネズミの死骸は素手で触らず処分
  • 子どもや高齢者の同居がある場合は二次感染に注意

猫のレプトスピラワクチン接種状況も確認しておくと、獣医の判断材料になります。

参考:レプトスピラ症|京都府感染症情報センター

鼠咬症の致死率は?

鼠咬症の未治療時の致死率は、約10〜13%程度とされます。未治療の場合に心内膜炎・髄膜炎・脳膿瘍などの重篤な合併症を引き起こすケースが報告されています。

ただし、早期にペニシリン系・テトラサイクリン系などの抗生物質治療を受ければ予後は良好とされています。

鼠咬症は潜伏期間が1〜22日と幅があり、噛まれた直後は症状がなくても突然発熱・関節痛・発疹が現れるのが特徴です。

致死率を回避する最大の方法は、噛まれた時点での医療機関受診です。

参考:ラット咬傷歴が認められない鼠咬症例|国立健康危機管理研究機構

噛まれてから症状が出るまでの潜伏期間はどれくらい?

潜伏期間は感染症の種類によって、数分〜50日と大きく異なります。なぜなら、病原体の増殖速度や人体での発症する仕組みが疾患ごとに異なるためです。

主な感染症の潜伏期間は以下のとおりです。

  • アナフィラキシーショック:数分〜数時間
  • サルモネラ症:8時間〜2日
  • 鼠咬症:1〜22日
  • 破傷風:3〜21日
  • レプトスピラ症:3〜14日
  • 腎症候性出血熱:2〜4週間
  • E型肝炎:15〜50日

詳細な症状と致死率は「4章」の比較テーブルで確認できます。

破傷風や狂犬病の予防接種は必要?

破傷風の予防接種は、最終接種から10年以上経過している場合に追加接種が推奨されます。

なぜなら、破傷風菌は土壌や動物の口腔内に存在し、咬傷部から侵入して致命率10〜20%程度の重篤な症状を引き起こすためです。

予防接種の確認ポイントは以下のとおりです。

  • 40歳以下:定期接種で基礎免疫あり
  • 40歳以上:抗体価低下の可能性あり
  • 最終接種から10年以上経過:追加接種を医師に相談
  • 狂犬病:日本国内のネズミでは感染リスクは確認されていない

噛まれた時点で、過去の接種歴を医療機関に伝えてください。

参考:破傷風|国立健康危機管理研究機構

ネズミに噛まれたらペストに感染する?

日本国内でネズミに噛まれてペストに感染する可能性は、現代では極めて低いとされています。

なぜなら、日本では1927年以降ペストの国内感染例の報告がなく、現代の生活環境下では感染リスクはほぼ消失しているためです。

ただし、海外ではペストの流行が継続しています。WHOの報告によると2013年には世界中で783人の患者と126人の死亡が報告され、現在の主な流行国はマダガスカル・コンゴ民主共和国・ペルーです。

海外渡航時の咬傷については、現地の医療機関で相談してください。

国内でネズミに噛まれた場合は、ペストよりも鼠咬症・破傷風・レプトスピラ症のリスクへの対応が優先となります。

参考:ペストについて(ファクトシート)|厚生労働省FORTH

まとめ:ネズミに噛まれた不安は早期相談で解消できる

ネズミに噛まれた不安を解消するには、応急処置→医療機関の受診→駆除依頼の3ステップを早期に進めることが最も確実な方法です。

なぜなら、感染症は時間との勝負であり、家にネズミが残った状態を放置すれば再び噛まれる被害が繰り返されるためです。

以下にて、本記事のポイントを振り返ります。

  • 噛まれた直後は流水洗浄→消毒→当日中に医療機関を受診
  • 鼠咬症・破傷風・レプトスピラ症など7つの感染症リスクがある
  • 自力対処では繁殖力・学習能力・二次被害の3つの理由で再発を防げない
  • プロの駆除では封鎖・環境整備・追い出しを一貫して行う

特に、本記事で繰り返し解説したように、自力対処では繁殖力・学習能力・二次被害の3つの構造的な理由で再発を防げません。したがって、プロによる根本封鎖が、噛まれる恐怖を断ち切る最も確実な手段です。

「ハウスプロテクト」では、現地調査・見積もり・出張費すべて無料で24時間相談を受け付けています。最長10年の再発保証で、噛まれた恐怖や夜の物音への不安、家族への二次被害の心配を二度と繰り返さない暮らしを取り戻しましょう!

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この記事の監修

ハウスプロテクト

ハウスプロテクト編集部

株式会社GROWTH運営。リフォーム会社を母体とする害獣駆除専門業者。わな猟狩猟免状・電気工事士など12資格保有。施工実績2,403件、Google口コミ★4.7(4,689件)。

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この記事を書いた人

松本 太一(まつもと たいち)
ハウスプロテクト 害獣駆除技術責任者/株式会社GROWTH

害獣駆除業界歴12年。ネズミ・コウモリ・イタチ・ハクビシン・アライグマなど累計2,123件以上の駆除施工に従事。建築物の侵入経路調査から封鎖工事、再発防止までをワンストップで手がける現場のプロフェッショナル。

【保有資格】
・防除作業監督者(国家資格)
・ペストコントロール技術者
・狩猟免許(わな猟)
・鳥獣管理士

「駆除して終わり」ではなく「二度と被害を出さない」施工をモットーに、ハウスプロテクトの最長10年保証を支える技術基盤を構築。本コラムでは、現場経験に基づいた正確な情報と、一般の方でも実践できる害獣対策をわかりやすくお伝えしています。

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