夜になるとエアコンから「カサカサ」「キュッ」と音が聞こえる。室外機の下に黒い粒が落ちている。エアコンをつけると異臭が漂ってくる。
こうした状況が続いている場合、コウモリがエアコンに侵入している可能性があります。

本記事では、侵入しているかどうかの確認方法から、自力で追い出す方法、清掃・除菌の手順、再発を防ぐ予防策まで、害獣駆除の専門家の視点から解説します。
記事を読み終わる頃には、どう対策すればいいか明確になります。大切なご家族の健康を守るために、まず状況の確認から始めてください。
コウモリがエアコンに侵入しているサイン

コウモリがエアコンに侵入しているかどうかは、下記4つの状況で確認できます。
- エアコンから「カサカサ・キュッ」と音がする
- エアコンや室外機まわりに黒い粒(フン)がある
- エアコンから異臭・カビ臭がする
- エアコン稼働中にくしゃみ・咳・肌荒れが出る
1つでも当てはまる場合は、侵入の可能性を疑ってください。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
エアコンから「カサカサ・キュッ」と音がする
エアコンから羽ばたき音や爪が擦れる音が聞こえる場合、コウモリが潜んでいる可能性があります。
なぜなら、コウモリは昼間に暗く静かな場所でじっと休む夜行性の動物だからです。
音が聞こえやすいのは夜間から早朝が中心です。稼働中のエアコンから羽音がする場合、ファンやフィンの隙間にコウモリが潜んでいる可能性が高いです。
エアコンから「カサカサ」「キュッ」という音がしたら、コウモリ侵入の初期サインと考えてください。
エアコンや室外機まわりに黒い粒(フン)がある
室外機の下や配管カバー周辺に、黒くて細長い小さな粒が落ちている場合、コウモリのフンである可能性があります。
コウモリのフンはネズミのフンと形が似ていますが、乾燥するとバラバラに崩れる点が特徴です。
粒を確認したら、素手で触れず、マスクを着けた状態で写真に記録してください。後ほど業者へ相談する際の証拠になります。
エアコンから異臭・カビ臭がする
エアコン稼働時に鼻をつく異臭やカビ臭がする場合、内部でコウモリのフン尿が腐敗・発酵している可能性があります。
なぜなら、コウモリがエアコン内部に住み着くと、フン尿が内部に蓄積され続けるからです。
使用するたびに臭いがひどくなる場合は、フン尿の蓄積が進んでいるサインです。
エアコン稼働中にくしゃみ・咳・肌荒れが出る
コウモリのフンが乾燥して粉状になると、エアコンの送風によって室内全体に拡散されます。
特にアレルギー体質のお子様や高齢者がいるご家庭は、注意が必要です。エアコン稼働後にくしゃみや咳が増えた場合、フンによる空気汚染を疑ってください。
当てはまった数で対応が変わります。以下で今すぐ取るべき行動を確認してください。
- 1項目該当:経過観察が必要な状態
- 2〜3項目該当:コウモリ侵入の可能性が高い
- 4項目すべて該当:今すぐ専門家への相談を推奨
4項目すべてに該当する場合、被害はすでに進行している可能性があります。

放置すれば被害は深刻化するので、まずはハウスプロテクトの無料相談で現状を確認してください。
コウモリがエアコンに侵入する2つの根本原因

コウモリがエアコンに侵入するのには、下記2つの理由があります。
- エアコン周辺に侵入できる隙間があるから
- エアコン内部がコウモリの理想的な住処になっているから
これらの原因を正しく理解することで、適切な対策を選べます。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
原因①:エアコン周辺に侵入できる隙間があるから
コウモリがエアコンに侵入できる最大の理由は、エアコン周辺に隙間が存在するからです。
日本で最も多く見られるアブラコウモリの成体は、わずか1〜2cmの隙間でも通り抜けられます。
エアコンの設置には、室内機と室外機をつなぐ配管の穴が必要です。配管穴はパテで塞がれますが、年数が経つにつれてパテが劣化・収縮し、隙間が生まれます。
特に築年数の経った住宅では、パテの劣化が進みやすいため、侵入リスクが高まります。
コウモリにとってエアコンの配管周辺は、屋内へのアクセスポイントです。隙間をなくすことが、最初の予防策になります。
原因②:エアコン内部がコウモリの理想的な住処になっているから
コウモリがエアコン内部を好む理由は、住処として理想的な条件を満たしているからです。そんなコウモリが好む環境の条件は以下のとおりです。
- 暗くて外敵から身を守れる
- 雨風が直接当たらない
- 温度が安定している
- 人の気配が少ない
エアコン内部はこれらの条件をすべて満たしています。
特に繁殖期のメスは子育てのために安全な環境を求めるため、エアコン内部に群れで住み着くケースも少なくありません。
侵入を防ぐには、隙間をなくすことと、コウモリが住みたいと感じる環境をなくすことの2つのアプローチが必要です。
コウモリがエアコンに侵入する5つの経路

コウモリの侵入口は、エアコン周辺に複数存在します。下記5つの経路を把握することで、封鎖作業を効率的に行えます。
- 室外機まわりの配管接続部
- ドレンホースの先端
- エアコン化粧カバー(スリムダクト)の隙間
- 配管穴のパテ劣化部分
- 室内機と壁の接合部
以下でそれぞれ解説しますのでぜひご確認ください。
① 室外機まわりの配管接続部
室外機と外壁をつなぐ配管の接続部は、隙間が生まれやすい場所です。
配管と外壁の間に1〜2cmの隙間があれば、コウモリの侵入を許してしまいます。そのため、定期的に接続部の状態を確認し、隙間がある場合はパテやコーキング材で補修してください。
②ドレンホースの先端
エアコンの排水を外部に出すドレンホースの先端がむき出しになっている場合、コウモリの侵入口になります。
ドレンホースの内径は約16mmあるため、コウモリが十分に通り抜けられます。
市販のドレンホース用防虫キャップを取り付けることで、侵入を防げます。
③エアコン化粧カバー(スリムダクト)の隙間
室外機と外壁の間の配管を覆う化粧カバーは、経年劣化によって固定部分が緩み、隙間が生まれます。
コウモリはこの隙間から化粧カバー内部へ入り、さらに配管の隙間を伝って室内へ侵入します。
④配管穴のパテ劣化部分
配管穴を塞ぐパテは、紫外線や気温変化によって5〜10年で劣化します。
ひびや収縮によって隙間が生まれると、コウモリの侵入口になります。
外側から確認できるため、ひびや剥がれを見つけたら早めに補修してください。
⑤室内機と壁の接合部
室内機の背面と壁の間にも、わずかな隙間が生まれる場合があります。
エアコンの設置工事が古い場合や建物が経年劣化している場合に多く見られます。
コウモリ被害を放置すると起きる4つの被害

コウモリがエアコンに住み着いた状態を放置すると、下記4つの深刻な被害につながります。
- エアコンの故障・買い替え
- エアコンの送風で部屋中に広がる悪臭
- 感染症・アレルギー悪化などの健康被害
- 建物の腐食・資産価値の低下
放置すると多額の出費をはじめ、生活環境の悪化や健康被害に遭う可能性も高いので早めに対策しましょう。
以下にて4つの被害をそれぞれ解説します。
被害①:エアコンの故障・買い替え
コウモリがエアコン内部に住み着くと、フン尿が部品に付着します。
フン尿に含まれる水分と酸性物質は電子部品を腐食させ、冷暖房機能の低下や故障につながります。
修理だけで5〜10万円、買い替えになれば10〜20万円以上の出費が発生します。そのため、エアコンが完全に使えなくなる前に、早めの対処が必要です。
被害②:エアコンの送風で部屋中に広がる悪臭
コウモリのフン尿はアンモニア系の強い臭いをもつため、室内に充満すると生活に支障をきたします。
エアコンの送風によって、臭いが部屋全体に広がるのが特徴です。
臭いの発生源がエアコン内部にあるため、部屋を換気しても臭いは消えません。そのためフン尿の発生源であるコウモリを追い出し、除菌消臭を行う必要があります。
被害③:感染症・アレルギー悪化などの健康被害
コウモリは複数の病原体をもつ可能性があります。
厚生労働省の情報によると、コウモリは狂犬病ウイルスや日本脳炎ウイルスを媒介する可能性があります。
また、コウモリのフンにはヒストプラズマという真菌が含まれている場合があり、乾燥したフンの粉を吸い込むと肺炎に似た症状が出るリスクがあります。
特にお子様や高齢者など免疫力が低い方がいるご家庭は、早急な対応が必要です。
被害④:建物の腐食・資産価値の低下
コウモリのフン尿が長期間にわたって壁内部や天井裏に蓄積すると、建材の腐食が進みます。
腐食が進めば大規模な修繕が必要になるケースもあり、住宅の資産価値の低下にもつながります。
実際、ハウスプロテクトにも「エアコン周辺から気付いたら天井裏まで被害が広がっていた」という相談が多く寄せられています。(参考:ハウスプロテクト|コウモリ駆除の実績一覧)
コウモリ対策で絶対にやってはいけない4つのNG行動

コウモリへの対策を間違えると、法律違反になったり、健康被害が悪化したりするリスクがあります。
特に下記4つのNG行動を必ず確認してください。
- コウモリを捕まえる・殺す
- 素手で触る・掃除機で吸う
- コウモリがいる状態でエアコンを稼働させる
- コウモリを追い出す前に侵入口を塞ぐ
以下でそれぞれ詳しく解説しますのでぜひご確認ください。
NG①:コウモリを捕まえる・殺す
コウモリは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」によって保護されています。
環境省の定めるとおり、許可なくコウモリを捕獲・殺傷することは禁止されており、違反した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。
コウモリへの対処で許可されているのは「追い出す」行為のみです。そのため、捕まえたり傷つけたりする行動は取らないでください。
なぜこの法律が存在するのか詳しく知りたい方は「なぜコウモリを無許可で捕獲・殺傷することは禁止されているのか」をご覧ください。
NG②:素手で触る・掃除機で吸う
コウモリの体やフンには、ウイルスや寄生虫が含まれている可能性があります。
素手で触れると感染リスクがあるため、必ず使い捨てゴム手袋を着用してください。
掃除機でフンを吸い込む行為も禁止です。なぜなら、掃除機の排気口からフンの粉塵が室内に拡散し、呼吸器から体内に取り込まれるリスクがあるからです。
NG③:コウモリがいる状態でエアコンを稼働させる
コウモリが内部にいる状態でエアコンを稼働させると、フンや病原菌が送風によって室内全体に広がります。そのため、コウモリ侵入が疑われる場合は、すぐにエアコンの使用を停止してください。
NG④:コウモリを追い出す前に侵入口を塞ぐ
コウモリが内部にいる状態で侵入口を塞ぐと、エアコン内部でコウモリが死亡するリスクがあります。
死骸が腐敗すると、さらに深刻な悪臭や害虫発生の原因になります。そのため、必ずコウモリが完全に外に出た後、侵入口を封鎖してください。
コウモリをエアコンから追い出す際の4つの手順

コウモリをエアコンから追い出す際は、下記4つの手順に従い行いましょう。
- コウモリ用忌避剤を使う
- LEDライトの強い光で追い出す
- 超音波発生器を併用する
- コウモリが出たタイミングで侵入口を封鎖する
自力での対処は応急処置として有効ですが、完全な解決には専門業者への相談が必要なケースも多いです。
自力での対処方法をさらに詳しく知りたい方は「コウモリを自分で駆除する方法」をご覧ください。
STEP1:コウモリ用忌避剤を使う
コウモリは強い臭いを嫌います。市販のコウモリ用忌避剤をエアコン周辺に使用することで、居心地を悪くして追い出せます。
そんな忌避剤には主に下記4つの種類があります。
- スプレータイプ:侵入口周辺に吹きかけて使う
- くん煙タイプ:広範囲に煙を充満させる
- 錠剤タイプ:置き型でじっくり効果を発揮する
- ジェルタイプ:固定しやすく長持ちする
コウモリが嫌う成分はハッカ油やナフタレンです。製品を選ぶ際はこれらの成分が含まれるものを選んでください。
スプレータイプをエアコン内部に直接噴霧するとエアコンが故障するリスクがあります。そのためエアコン外部の侵入口周辺への使用にとどめてください。
STEP2:LEDライトの強い光で追い出す
コウモリは明るい場所を嫌います。エアコン周辺の暗所にLEDライトを当てることで、コウモリが居心地の悪さを感じて移動することがあります。
なぜLEDライトが有効かというと、コウモリの主食である虫をLEDライトは誘引しにくく、コウモリにとってのメリットがなくなるからです。
ちなみに連続照射よりも点滅させる方が効果が出やすいケースもあります。
ただし、ライト単体では完全な追い出しは難しいため、忌避剤と組み合わせて使用してください。
STEP3:超音波発生器を併用する
コウモリはエコロケーション(超音波を使って周囲を把握する能力)をもつ動物です。そのためコウモリ用超音波発生器を使うと、超音波によってコウモリが混乱し、居心地が悪くなります。
参考:コウモリが互いの超音波の周波数を変えて混信を回避することを発見
ただし、超音波には2つの弱点があります。
- 障害物に遮られると届きにくい
- コウモリが音に慣れて効果が薄れやすい
このように超音波単体での駆除効果は限定的なため、忌避剤・LEDライトとの併用を推奨します。
STEP4:コウモリが出たタイミングで侵入口を封鎖する
コウモリは夜間に外へ出て餌を求めて飛び回ります。日没後の活動時間を利用して、コウモリが外に出たタイミングで侵入口を封鎖します。
封鎖に使う素材は、通気性を損なわないネットやワイヤーメッシュが適しています。目の細かさはコウモリが通れない1cm以下のものを選びましょう。また封鎖する際は、内部にコウモリが残っていないかを必ず確認してください。
コウモリの追い出し方法についてさらに詳しく知りたい方は「コウモリの効果的な退治方法」も参考にしてください。
コウモリ駆除を成功させる時期と時間帯の見極め方

コウモリの駆除は、時期と時間帯を誤ると効果が出ません。
以下で紹介する情報をもとに、最適なタイミングで対処してください。
駆除に適した時期:4〜6月/9〜10月
コウモリの駆除に最も適した時期は、春(4〜6月)と秋(9〜10月)です。なぜなら、これらの時期はコウモリが活発に活動しており、外に出る頻度が高いため、侵入口を封鎖しやすいからです。
駆除を避けるべき時期:繁殖期(7〜9月)・冬眠期(11〜3月)
繁殖期(7〜9月)はメスが子育てをしている時期です。
幼獣が巣の中にいる状態で対処すると、幼獣が内部で死亡するリスクがあります。
幼獣の死骸は腐敗による被害拡大の原因になるため、繁殖期は追い出し作業を避けてください。
ちなみに冬眠期(11〜3月)はコウモリの動きが鈍く、封鎖のタイミングを計りにくいです。また、すでに住み着いている場合は冬眠したまま越冬するリスクもあります。
繁殖期に赤ちゃんコウモリを発見した場合の対処については「赤ちゃんコウモリを発見したら」を参考にしてください。
駆除に最適な時間帯:日没後の活動時間
コウモリが巣から出てくるのは、日没後の30分〜1時間が中心です。
コウモリを駆除する際は、外に出たことを確認してから、侵入口の封鎖作業を行うのが最も効果的な方法です。

ハウスプロテクトはリフォーム会社を母体としているため、コウモリを追い出した後の侵入口封鎖を建築レベルの技術で施工できます。調査・見積もりはすべて無料なので、まずは現在の状況を相談してみてください。
コウモリを追い出した後のフン尿掃除と除菌の手順

コウモリを追い出した後は、フン尿の掃除と除菌が必要です。なぜならフン尿をそのままにすると、病原体が室内に残り続けるからです。
そんなコウモリを追い出した後のフン尿掃除と除菌の手順は、下記3つの手順に沿って、安全に清掃してください。
- 掃除前の準備(マスク・手袋・消毒剤)
- フン尿を安全に掃除する
- 病原体を除菌・消毒する
以下でそれぞれ詳しく解説します。
STEP1:掃除前の準備(マスク・手袋・消毒剤)
掃除を始める前に、以下のアイテムを準備してください。
- N95マスクまたは防塵マスク
- 使い捨てゴム手袋
- ゴーグル(目の保護)
- ビニール袋(廃棄用)
- アルコール系または塩素系消毒剤
通常のマスクではフンの粉塵を防げないため、防塵性能のあるマスクが必要です。準備が整ったら換気をしながら作業を進めてください。
STEP2:フン尿を安全に掃除する
乾燥したフンは粉塵として舞い上がりやすいです。なぜなら、乾燥したフンは圧力で砕けやすく、細かい粒子が空気中に拡散するからです。
フン尿を安全に掃除したい際は、最初に霧吹きで少量の水をかけて湿らせてから作業を始めてください。
ペーパータオルや布でフンを包むように拾い取り、すぐにビニール袋に入れて口をしっかりと閉じましょう。また掃除機でフンを吸い込む行為は禁止です。なぜなら排気口からフン粉塵が拡散するリスクがあるからです。
STEP3:病原体を除菌・消毒する
フンを取り除いた後、アルコール系消毒剤または希釈した塩素系漂白剤でフンのあった箇所を丁寧に拭き取ります。除菌後は十分に換気を行ってください。
またエアコン内部は市販の洗浄剤では届かない部分があります。そのため内部の除菌には、専門業者のクリーニングを検討する必要があります。
エアコン分解クリーニングは必要か判断する3つの基準

コウモリを追い出した後、エアコンの分解クリーニングが必要かどうかは、下記3つの基準で判断してください。
- エアコン使用時に異臭がするか
- 内部からフンが落ちてくるか
- 侵入されてからの期間が長い
以下でそれぞれ解説します。
判断基準①:エアコン使用時に異臭がするか
コウモリを追い出し後もエアコンから異臭がする場合、内部にフン尿の汚れが残っています。クリーニングを行わないと、使用するたびに菌が室内に拡散します。
判断基準②:内部からフンが落ちてくるか
エアコンの吹き出し口や本体の隙間からフンが落ちてくる場合、内部に大量のフンが残っています。目に見えない部分にも菌が繁殖している可能性が高いため、分解クリーニングが必要です。
判断基準③:侵入されてからの期間が長い
1ヵ月以上コウモリが住み着いていた場合、フン尿の蓄積量が多くなります。なぜなら、期間が長いほど自力で清掃できる範囲を超えているケースが多いからです。
3つの基準のいずれかに該当する場合は、専門業者への清掃依頼を検討してください。
コウモリ被害は誰が負担?賃貸・持家別の責任の所在

コウモリ被害の駆除費用は、賃貸と持家で負担の考え方が異なります。そのため状況に応じた対応が必要です。
賃貸物件の場合:基本は借主の通知義務、修繕は貸主
賃貸物件にコウモリが侵入した場合、借主には貸主への速やかな通知義務があります。通知を怠って被害が拡大した場合、借主が損害賠償責任を負うリスクがあります。
参考:民法615条
一方、建物の構造的な問題(経年劣化による隙間や施工不良)が侵入の原因であれば、貸主に修繕義務が生じます。コウモリを発見したら、被害状況を写真に記録したうえで、早めに書面で貸主へ連絡することを推奨します。
参考:民法606条1項
持家・新築物件の場合:契約不適合責任が問えるケース
購入した住宅に引き渡し前からコウモリが住み着いていた場合、売主に対して契約不適合責任を問えるケースがあります。
参考:民法562〜564条
ただし、引き渡し後に侵入した場合は、原則として購入者の負担です。
被害の状況を証拠として記録し、必要に応じて専門家に相談してください。
コウモリ駆除を業者に依頼すべき5つのケース

自力での対処が難しい場合は、専門業者への依頼を検討してください。
特に下記5つのケースに当てはまる場合は、早めの相談を推奨します。
- 自力での追い出しに2回以上失敗した
- 屋根や高所での作業が必要
- 侵入口が複数あり特定できない
- エアコン内部の清掃・除菌が困難
- 再発を確実に防ぎたい
コウモリは帰巣本能が強く、侵入口を完全に封鎖しない限り何度でも戻ってきます。1ヵ所を塞いでも別の隙間から侵入するケースが多いため、専門的な調査が有効です。
失敗しないコウモリ駆除業者の選び方|4つの基準

コウモリ駆除業者を選ぶ際は、下記4つの基準で判断してください。
- 口コミ・駆除実績が豊富である
- 保証期間が長い
- 料金体系が透明である
- 自社施工で対応している
以下でそれぞれ解説しますのでぜひ参考にしてみてください
基準①:口コミ・駆除実績が豊富である
口コミ件数と評価点は、業者の信頼性を測る最も客観的な指標です。Googleビジネスプロフィールの口コミが多いほど、実際に利用した方の意見が反映されます。
ちなみにハウスプロテクトはGoogle口コミ評価4.7(口コミ4,689件)を獲得しており、業界トップクラスの評価を受けています。

累計駆除実績2,414件以上、うちコウモリ専門の実績は342件です。
基準②:保証期間が長い
コウモリは帰巣本能が強いため、一度駆除しても再発するリスクがあります。保証期間が長い業者を選ぶことで、再発時の追加費用を抑えられます。
業界の保証期間の相場は1〜5年ですが、ハウスプロテクトでは業界最長クラスの10年保証を用意しています。

万が一再発した場合も、保証期間内であれば無償で対応します。
基準③:料金体系が透明である
見積もり後に追加料金が発生する業者には注意が必要です。
事前に作業内容と料金の内訳が明示されているかを確認してください。

ちなみにハウスプロテクトでは、調査・見積もり・出張費がすべて0円で、見積もり後の追加料金も発生しません。
基準④:自社施工で対応している
自社で施工を行う業者は、下請けに外注する業者と比べて技術・品質が安定しています。なぜなら、自社施工では責任の所在が明確で、技術の均一化が図られるからです。
ハウスプロテクトはリフォーム会社を母体としており、駆除知識と施工技術をあわせもつ自社スタッフが対応します。中間マージンが発生しないぶん、高品質な施工をリーズナブルに提供できます。

以上4つの基準をすべて満たす業者が、ハウスプロテクトです。ハウスプロテクトでは現在、Web限定で駆除代金が20%OFFになる特典を実施しています。出張費をはじめ、調査・見積もりはすべて無料ですので、特典が使えるうちにぜひ相談してください。
コウモリ駆除の費用相場

コウモリ駆除の費用は、被害の規模や作業内容によって大きく異なります。相場を把握したうえで、適切な業者を選びましょう。
被害規模別の費用相場(3万円〜30万円)
コウモリ駆除の費用相場は、おおよそ3万円〜30万円です。
- エアコン周辺のみ:3万円〜8万円程度
- 屋根裏・壁内まで被害が及んでいる:10万円〜30万円程度
正式な費用は現地調査後に提示されます。費用に不安がある方は、まず無料の現地調査を利用して正確な金額を確認してください。
費用が変動する3つの要因
コウモリ駆除の費用が変動する場合、主な要因は下記3つが挙げられます。
- 被害の規模(エアコン周辺か屋根裏まで及ぶか)
- 侵入口の数と封鎖の難易度
- 追い出し・清掃・除菌の作業範囲
自宅の状況に応じて作業内容が変わるため、複数業者から見積もりを取って比較することを推奨します。
「9,800円〜」など安すぎる業者に要注意

インターネットで検索すると「9,800円〜」という表示で集客している業者を見かけます。しかし、安すぎる表示には注意が必要です。
安すぎる業者でよくある追加請求の手口
安い価格で集客し、現地調査後に大幅な追加費用を請求する手口が多く見られます。よくある追加請求の例は以下のとおりです。
- 侵入口の封鎖費用を別途請求
- 清掃・除菌の追加オプション提示
- 保証費用を後から加算
最終的な費用が当初の提示より大幅に高くなるケースが多いです。見積もり段階ですべての作業内容と費用を必ず確認してください。
適正価格を見極める3つのチェックポイント
業者を選ぶ際は、下記3点を確認してください。
- 調査・見積もりが無料か
- 見積もり後の追加料金がないか
- 作業内容の明細が明示されているか
3つすべてに「はい」と答えられる業者が、適正な業者です。
エアコンまわりで定期チェックすべき5つの場所

コウモリの再侵入を防ぐには、定期的な点検が必要です。下記5ヵ所を年に1〜2回確認してください。
| チェック箇所 | 確認内容 | 補修方法 |
|---|---|---|
| ① 室外機の配管接続部 | 配管と外壁の間にひびや隙間がないか | パテ・コーキング材で補修(ホームセンターで入手可) |
| ② ドレンホースの先端 | 防虫キャップが取り付けられているか | 劣化・脱落している場合は新品に交換 |
| ③ 化粧カバーの固定状態 | 固定部分が緩んで隙間が生じていないか | コーキング材で補修 |
| ④ 配管穴のパテの状態 | パテにひびや剥がれがないか | 劣化している場合は防水パテで補修 |
| ⑤ 室内機と壁の接合部 | 背面と壁の間に隙間がないか | 隙間がある場合はコーキング材で塞ぐ |
5ヵ所すべてに異常がない状態を保つことが、コウモリの再侵入を防ぐ最も確実な方法です。
季節別のコウモリ予防対策

コウモリの行動パターンは季節によって変わります。季節に合わせた予防対策を行うことで、侵入リスクを継続的に下げられます。
| 季節 | 時期 | コウモリの状態 | やるべき対策 |
|---|---|---|---|
| 春 | 3〜5月 | 冬眠明け・活動再開 | 冬の間に生まれた隙間を点検し、早めに封鎖する |
| 夏 | 6〜8月 | 繁殖期・活発に移動 | エアコンの音や異臭への注意を継続する |
| 秋 | 9〜11月 | 冬眠前・越冬場所を探す | 封鎖状態を重点的に確認する |
| 冬 | 12〜2月 | 冬眠中・動きが鈍い | フンの痕跡など侵入口の状況を点検する |
4つの季節すべてで対策を継続することで、コウモリが住み着く機会を年間を通じて与えない環境を作れます。
家全体の隙間封鎖チェックリスト

エアコン以外にもコウモリの侵入口になりやすい場所があります。定期的に以下の場所を点検してください。
| カテゴリ | 確認ポイント |
|---|---|
| 屋根まわり | 屋根と外壁の隙間 |
| 瓦のずれや浮き | |
| 棟板金の固定状態 | |
| 外壁・換気口 | 換気口のカバー・網の状態 |
| 外壁のひびや穴 | |
| 通気口の劣化状態 | |
| 戸袋・通風口 | 戸袋内部の暗所への侵入痕 |
| 通風口の金網の破損 |
エアコン周辺だけでなく、家全体の隙間を塞ぐことが、コウモリを寄せ付けない住まいを作る最後の仕上げになります。
コウモリ × エアコンに関するよくある質問
まとめ|コウモリ × エアコン被害は早期に対策しよう
コウモリのエアコン侵入は、放置すれば被害が急速に拡大します。本記事で解説した内容を整理します。
- コウモリは1〜2cmの隙間から侵入できる
- 鳥獣保護管理法により捕獲・殺傷は禁止されている
- 追い出しには忌避剤LEDライト・超音波の併用が有効
- 追い出し後は清掃・除菌・侵入口封鎖が必須
- 業者選びは口コミ・保証期間・料金透明性・自社施工の4基準で判断する
コウモリは帰巣本能が強く、対策を誤ると何度でも戻ってきます。そのため、自力での対策に限界を感じたら、早めに専門業者へ相談してください。

累計2,414件以上の駆除実績と業界最長クラスの10年保証をもつハウスプロテクトなら、追い出しから封鎖・除菌まで一括で対応します。出張費をはじめ、調査・見積もりはすべて0円なので、まずは現状お持ちの不安を相談してみてください。

