「軒下に大量のフンが落ちている」「夜、屋根裏からバサバサと音がする」「家の中に突然コウモリが入ってきて、思わず殺虫剤をかけてしまった」
そんなコウモリ被害にお悩みではないでしょうか。
身近にある殺虫剤でコウモリを駆除できればと考える方は少なくありません。しかし結論からお伝えすると、殺虫剤を使ってもコウモリは死にませんし、追い払う効果もほとんど期待できません。
なぜなら、殺虫剤は昆虫を対象に作られた薬剤であり、哺乳類のコウモリには作用しないためです。それどころか、誤ってコウモリを死なせてしまうと、鳥獣保護管理法違反で最大100万円の罰金が科せられる可能性があります。

本記事では、害獣駆除歴12年・累計2,123件以上の施工実績を持つプロの目線で、殺虫剤が効かない理由から、正しい対策方法、誤って殺虫剤を使ってしまった場合の対処法までを徹底解説します。
コウモリ被害を確実に解決するための完全ガイドとして、ぜひ最後までご覧ください。

コウモリ被害は、放置するほど被害が深刻化し、健康リスクも高まります。ハウスプロテクトでは、現地調査・お見積もりを完全無料で実施しています。点検後の無理な営業も一切ありませんので、少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
コウモリは殺虫剤では死なず駆除効果も期待できない

冒頭でもお伝えした通り、下記に代表される一般的な殺虫剤を使っても、コウモリが死ぬことはありません。
- キンチョール
- アースジェット
- バルサン など
一時的に薬剤の刺激で動きが鈍くなったり、その場から逃げたりする程度の反応しか得られないのが実情です。
なぜなら、殺虫剤は昆虫を殺すために設計された薬剤であり、コウモリのような哺乳類には効果が出にくいよう作られているためです。
それどころか、殺虫剤を大量に使用すれば、ご家族やペットの健康被害を招くリスクも高まります。さらに、屋根裏など見えない場所でコウモリが弱って息絶えてしまうと、腐敗による悪臭・害虫の発生といった二次被害を引き起こす危険性もあります。
加えて法律のリスクもあります。日本ではコウモリは鳥獣保護管理法によって保護されており、許可なく殺傷する行為は違法にあたります。

次章では「なぜ殺虫剤が効かないのか」「代わりに何を使えばよいのか」について具体的な理由と正しい対策方法を解説します。
コウモリに殺虫剤を使ってはいけない3つの理由

殺虫剤がコウモリに効かないというだけでなく、使用すること自体に複数のリスクが潜んでいます。
ここでは、コウモリ対策で殺虫剤を絶対に使ってはいけない下記3つの理由を、害獣駆除のプロ目線で解説します。
- 殺虫剤の有効成分は哺乳類のコウモリには作用しないから
- 鳥獣保護管理法違反で最大100万円の罰金が科せられるから
- 死骸の腐敗で悪臭や害虫の二次被害が発生するから
以下で詳しく見ていきましょう。
①殺虫剤の有効成分は哺乳類のコウモリには作用しないから
市販されている殺虫剤の主成分には、下記ピレスロイド系と呼ばれる化学成分が使われています。
- アレスリン
- フェノトリン
- ペルメトリン など
ピレスロイド系の殺虫成分は、昆虫の神経系に特異的に作用して殺虫効果を発揮する仕組みです。
しかし、コウモリは昆虫ではなく哺乳類です。哺乳類の体内には殺虫剤の有効成分を分解する酵素が備わっており、少量の薬剤を浴びても直接的な毒性は発揮されません。
実際、Yahoo!知恵袋などには「殺虫剤をかけたら動かなくなった」という体験談が見られます。なぜなら、コウモリが驚いて気絶したか、一時的に動きが鈍っただけで、薬剤による殺傷ではないためです。少し時間が経てば回復して飛び去るケースがほとんどになります。
つまり、殺虫剤を使ってもコウモリを駆除はできず、部屋に薬剤のニオイが充満するだけで終わってしまうのが現実です。
②鳥獣保護管理法違反で最大100万円の罰金が科せられるから
殺虫剤は哺乳類のコウモリに効きにくいとはいえ、大量に浴びせれば衰弱して死に至る可能性はゼロではありません。
しかし、日本に生息するコウモリは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」によって保護されている野生動物です。同法では、都道府県知事の許可を得ずにコウモリを捕獲・殺傷する行為が禁じられています。
違反した場合の罰則は厳しく、鳥獣保護管理法第83条により1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
「自宅に勝手に侵入してきたコウモリでも違法になるのか」と疑問に思う方も多いでしょう。
結論として、自宅に住み着いたコウモリであっても法律は適用されます。許可なく殺傷すれば罰則の対象になるため、家庭での対策はあくまで「追い出す」「侵入を防ぐ」という方法に限定されます。
なお、鳥獣保護管理法でコウモリ駆除が制限される詳しい背景については、関連記事「コウモリ駆除はなぜ禁止されているのか」で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
③死骸の腐敗で悪臭や害虫の二次被害が発生するから
殺虫剤の使用には、もう一つ見落とされがちな深刻なリスクがあります。それが死骸による二次被害です。
仮に殺虫剤の影響でコウモリが弱ったとしても、その場ですぐに死ぬわけではありません。なぜなら、多くの場合、屋根裏や壁の内部、配管の奥など、人の手が届かない場所に逃げ込んでから息絶えるためです。
死骸を発見・回収できないまま放置されると、以下のような被害が次々と発生します。
- 強烈な腐敗臭が家中に漂う
- ウジ・ハエ・ゴキブリなど害虫が繁殖する
- 腐敗臭で新たな害獣を呼び寄せる
- ダニ・ノミなど寄生虫が拡散する
特に夏場は腐敗が早く進み、被害は深刻化します。「殺虫剤で何とかしよう」という安易な選択が、結果的により大きな被害と高額な修繕費を招いてしまうのです。
したがってコウモリ対策では、殺すのではなく安全に追い出すことが基本原則だと覚えておきましょう。

「うっかりコウモリを死なせてしまった」「すでに殺虫剤を使ってしまった」そんな状況でも、ご安心ください。状況を正確に把握して適切に対処すれば、被害の拡大は防げます。自己判断で動く前に、まずは害獣駆除のプロにご相談ください。
殺虫剤をかけてしまった人がやるべき4つの対処法

「コウモリだと知らずに殺虫剤をかけてしまった」「動かなくなったコウモリの死骸をどう処理すればよいか不安」
こういったお悩みは、Yahoo!知恵袋などにも多く寄せられています。
実際、殺虫剤をかけたコウモリが完全に死んだのか、衰弱しているだけなのかは見分けが難しいものです。また、死骸の処理を誤れば感染症のリスクも発生します。
以下では、すでに殺虫剤を使ってしまった方が、冷静に取るべき4つの対処法を解説しますのでぜひ参考にしてみてください。
① 死骸を素手で触らずビニール袋で密閉する
殺虫剤をかけたコウモリが動かなくなった場合、まず最初にやるべきは死骸の安全な回収です。絶対に素手で触らないでください。
なぜなら、コウモリの体には狂犬病ウイルスやリッサウイルス、ヒストプラスマ症の原因となるカビなど、人体に有害な病原体が付着している可能性があるためです。
参考:国立感染症研究所「ヒストプラスマ症」、厚生労働省「リッサウイルス感染症」
具体的な手順は以下の通りです。
- ゴム手袋とマスクを必ず着用する
- ビニール袋を二重にして密封する
- 自治体のルールに従って廃棄する
ビニール袋に入れる際は、手で直接触れないようトングや厚紙を使うとより安全です。
②周辺をアルコールまたは次亜塩素酸で消毒する
死骸を回収しただけでは、対処は終わりません。なぜなら、コウモリが触れた場所や落ちていた周辺には、目に見えない病原体やダニ・ノミが残留している可能性が高いためです。
消毒に使えるのは、以下の2つの薬剤です。
- 消毒用エタノール(アルコール濃度70〜80%)
- 次亜塩素酸ナトリウム(0.1%程度に希釈)
死骸があった場所とその周辺1〜2mの範囲を、しっかり拭き取るように消毒してください。霧吹きで散布するだけでは効果が不十分なので、ペーパータオルなどで物理的に拭き取ることが重要です。
なお、フンが落ちていた場合は、乾燥した状態でほうきで掃くと粉塵が舞い上がるため、霧吹きで湿らせてから回収してください。
③知らずに死なせた場合は罪に問われないと理解する
「殺虫剤でコウモリが死んでしまった……鳥獣保護管理法違反で逮捕されるのでは?」と不安に感じている方も多いはずです。
結論からお伝えすると、虫だと思って殺虫剤をかけたら偶然コウモリだった、という過失のケースで罪に問われる可能性は極めて低いです。なぜなら、鳥獣保護管理法が罰則の対象としているのは、故意にコウモリを捕獲・殺傷する行為だからです。
ただし、コウモリだと認識した上で殺虫剤を浴びせた場合は故意と判断される可能性があります。知らずに行ってしまった場合、過度に自分を責める必要はありませんが、今後は同じ対応を取らないという認識をもってください。
不安が残る場合は、市役所の環境課などお住まいの自治体に相談すると、適切な処理方法を案内してもらえます。
④自己判断が不安なら専門業者に状況を相談する
殺虫剤を使ってしまった後、もっとも避けるべきなのが「もう大丈夫だろう」と放置することです。なぜなら、自宅に侵入したコウモリが1匹だけとは限らず、巣がある可能性が高いためです。
実際、ハウスプロテクトの現場でも「家の中で1匹見つけて駆除したつもりが、屋根裏に数十匹が住み着いていた」というケースは少なくありません。
特に以下のいずれかに当てはまる方は、専門業者への相談をおすすめします。
- 家の中で複数回コウモリを見ている
- 軒下や屋根周辺にフンが落ちている
- 屋根裏や壁から物音が聞こえる
- 死骸の処理に不安がある
1匹見つかれば、すでに巣ができている可能性が高いと考えてください。早めに状況を把握することが、被害拡大を防ぐ最善策です。

「自宅の状況がプロに相談すべきレベルなのか分からない」「殺虫剤を使ってしまったが、今後どうすればいいか不安」そんな方は、まずはハウスプロテクトの現地調査・お見積もりをご利用ください。状況を正確に把握するだけでも不安の解消につながります。
殺虫剤の代わりに使うべき忌避剤タイプは4つ!

ここまで解説してきた通り、コウモリ対策に殺虫剤は使えません。代わりに使うべきなのが忌避剤(きひざい)です。
忌避剤とは、コウモリが嫌うニオイや成分でコウモリを追い払うための薬剤です。殺すのではなく追い出す目的のため、鳥獣保護管理法にも違反しません。
市販されている忌避剤は大きく4つのタイプに分かれており、使用シーンによって選び分けるのが効果的です。以下にて、それぞれの特徴を順番に解説します。
①即効性を重視するならスプレータイプを使う
スプレータイプは、コウモリが潜んでいる場所にシュッと吹きかけるだけで使える、最も手軽で即効性の高い忌避剤です。
なぜなら、ハッカや唐辛子由来の刺激成分を瞬時に拡散させ、コウモリを驚かせて追い出す仕組みになっているためです。代表的な製品として、イカリ消毒の「スーパーコウモリジェット」などがあります。
向いている使用シーンは以下のとおりです。
- 換気口やシャッターの戸袋など狭い場所
- 軒下にコウモリを目視で確認できる時
- 急いで追い出したい緊急時
ただし、効果の持続時間は3〜6時間程度と短いのが弱点です。追い出した直後に侵入経路を封鎖しなければ、再侵入されるためご注意ください。
なお、コウモリの追い出し方法をより詳しく知りたい方は、関連記事「コウモリの撃退法を徹底解説」もあわせてご覧ください。
②持続性を重視するならジェルタイプを使う
ジェルタイプは、専用のトレイやチューブから出した薬剤を設置するだけで、長期間にわたって忌避効果を発揮するタイプです。
なぜなら、ジェル状の薬剤からゆっくりと忌避成分が揮発し続ける仕組みのため、製品によっては最長1年ほど効果が続きます。鳩よけ用の「ハートジェル」など、カプサイシン(唐辛子成分)を含む製品が代表的です。
向いている使用シーンは以下のとおりです。
- コウモリの侵入経路が特定できている
- ベランダや軒下に長期設置したい
- 毎日噴射する手間を省きたい
ただし、複数箇所に設置する場合はコストが高くなる点に注意が必要です。設置場所周辺にしか効果が及ばないため、闇雲に置くと費用対効果が下がります。
③屋根裏など広範囲を対策するならくん煙タイプを使う
くん煙タイプは、加熱や水で有効成分を煙状に拡散させ、広い空間全体に効果を行き渡らせるタイプです。
なぜなら、煙が狭い隙間や奥まった場所にも入り込むため、コウモリの居場所が特定できないケースでも効果を発揮するからです。アース製薬の「ネズミ一発退場 くん煙タイプ」などが代表的な製品で、ネズミ用ですがコウモリにも有効です。
向いている使用シーンは以下のとおりです。
- 屋根裏や床下など広い空間
- コウモリがどこに潜んでいるか分からない
- 一気に追い出したい時
ただし、使用時には以下の注意が必要です。
- 火災報知器にカバーをかけて誤作動を防ぐ
- 小さな子どもやペットを別室に避難させる
- 大切な電化製品にはカバーをかける
使用後は十分な換気を行い、安全を確認してから室内に戻ってください。
④簡易対策で済ませるなら錠剤タイプを使う
錠剤タイプは、ナフタレン(防虫剤の成分)などを固めた錠剤を、コウモリが寄り付きそうな場所にばら撒くだけで使える手軽なタイプです。
なぜなら、錠剤から少しずつ忌避成分が揮発し、コウモリを寄せ付けない環境を作る仕組みになっているためです。価格も比較的安く、気軽に試せます。
ただし、他のタイプと比べて効果は限定的で、すでにコウモリが住み着いている状況では追い出す力が弱いのが現実です。
向いているのは、まだコウモリが住み着いておらず、寄り付き始めの段階で予防的に使いたいケースです。本格的なコウモリ被害には、スプレー・ジェル・くん煙タイプとの併用をおすすめします。
コウモリの追い出しに最適な時期と時間帯

忌避剤を使ってコウモリを追い出す際、実施する時期と時間帯によって成果が大きく変わります。
タイミングを誤ると、忌避剤を使ってもコウモリが追い出せなかったり、別の問題を引き起こしたりするおそれもあります。
以下では、コウモリの追い出し作業に最適な時期と時間帯、そして避けるべき期間について解説します。
追い出しの最適期は4〜5月と9〜10月
コウモリの追い出しに最適な時期は、春の4〜5月と秋の9〜10月です。
なぜなら、この時期は気温が安定してコウモリが活発に活動しているため、忌避剤への反応が良く、すんなりと家から出ていきやすいからです。また、後述する繁殖期や冬眠期を避けたタイミングでもあります。
特に4〜5月は、冬眠から覚めたコウモリが新たなねぐらを探す時期と重なります。早めに対策を講じれば、繁殖期前に家から追い出せるため、被害の拡大を防げます。
9〜10月は、繁殖期を終えて子コウモリも飛べるようになっているタイミングです。家族単位でまとめて追い出しやすく、効率的に対策を進められます。
最適な時間帯は夕方から日没後
時間帯としては、夕方から日没後を狙うのが最も効果的です。
なぜなら、コウモリは夜行性のため、日没後にエサを求めて巣から飛び立つ習性があるからです。巣にいる個体数が少ないタイミングで忌避剤を使えば、残ったコウモリも外に出ていきやすくなります。
具体的には、日没の30分前から日没後1時間ほどがゴールデンタイムです。この時間帯にスプレータイプの忌避剤を侵入経路付近に噴射すると、外出から戻ってきたコウモリが家に入れなくなる効果も期待できます。
逆に日中は、コウモリが巣の中で休息しているため、忌避剤を使っても狭い隙間に逃げ込まれてしまうケースが多くなります。
避けるべき期間は6〜8月の繁殖期と11〜3月の冬眠期
一方で、6〜8月の繁殖期と11〜3月の冬眠期は、追い出し作業を避けるべき期間です。
理由は2つあります。
なぜなら、6〜8月の繁殖期にはまだ飛べない子コウモリが巣に残されているためです。親コウモリだけを追い出してしまうと、子コウモリが取り残されて巣内で死亡し、腐敗による悪臭や害虫発生の原因になります。
また、11〜3月の冬眠期はコウモリの活動量が極端に低下するため、忌避剤への反応が鈍く、追い出し効果がほとんど期待できません。無理に追い出そうとしても、深い眠りから覚めずに巣に居座り続けてしまいます。
なお、繁殖期の対応や子コウモリを発見した場合の対処法については、関連記事「コウモリの赤ちゃんを見つけた時の対処法」で詳しく解説しています。
殺虫剤と混同されやすいNGアイテム5選

殺虫剤以外にも、「コウモリに効くのでは?」と誤解されがちなアイテムが複数あります。中には、使用するとかえって被害を悪化させる危険性があるものも含まれています。
ここでは、コウモリ対策で使ってはいけない・効果が薄いNGアイテムを5つ紹介します。すでに試している方、これから試そうとしている方は、必ずチェックしてください。
①殺虫剤(キンチョール・アースジェット等)は哺乳類に効かない
改めてお伝えしますが、キンチョール・アースジェットなどの一般的な殺虫剤はコウモリには効きません。
なぜなら、市販の殺虫剤に含まれるピレスロイド系成分は昆虫の神経系を狙い撃ちする仕組みであり、哺乳類のコウモリには代謝されて無害化されるためです。
一時的に薬剤の刺激でコウモリが動きを止めることはあっても、駆除効果は得られません。それどころか、室内に薬剤が充満してご家族やペットの健康を脅かすリスクが高まります。
詳しくは前述の「コウモリは殺虫剤では死なず駆除効果も期待できない」をご確認ください。
②農薬(オルトラン等)は虫専用でコウモリには無効
「殺虫剤がダメなら、もっと強力な農薬なら効くのでは?」と考える方もいます。Yahoo!知恵袋などにも実際にこのような質問が見られます。
しかし、オルトランをはじめとする農薬もコウモリには効きません。
なぜなら、農薬は植物に害を与える昆虫やハダニを駆除するために設計された薬剤であり、コウモリのような哺乳類にはほぼ作用しないためです。
しかも、農薬は家庭用殺虫剤よりも毒性が強い成分を含むものが多く、家屋内や生活圏で使用すれば、ご家族・ペット・近隣への健康被害リスクが格段に高まります。コウモリ対策で農薬を使うのは絶対に避けてください。
③蚊取り線香は煙の濃度が足りず効果が薄い
「蚊取り線香の煙でコウモリを追い払える」という情報も一部で見かけますが、実際の効果はかなり限定的です。
なぜなら、蚊取り線香に含まれるピレスロイド系成分は微量で、屋外や広い空間では煙がすぐに拡散してしまうためです。狭い空間に複数設置すれば多少の忌避効果はあるかもしれませんが、コウモリを本格的に追い出す力はありません。
特に、軒下や屋根裏など外気にさらされる場所では、蚊取り線香の煙はあっという間に流れていきます。応急処置として一時的に使う程度なら可能ですが、本格的な対策としては期待しないでください。
④超音波装置はコウモリが慣れて効かなくなる
「超音波装置でコウモリを追い払える」と謳う商品が市販されています。しかし、長期的な効果は期待できません。
なぜなら、コウモリ自身がエコーロケーション(反響定位)のために超音波を発する生き物であり、外部からの超音波にすぐ慣れてしまうためです。
また、超音波には以下のように効果が及ばない場合があります。
- 壁や障害物を通り抜けられない
- 効果範囲が機械の正面に限定される
- 設置場所によっては死角が生まれる
一時的に追い出せたとしても、数日〜数週間で慣れが生じ、コウモリが戻ってきてしまうケースがほとんどです。長期的な対策としてはおすすめできません。
⑤バルサンは閉じ込めて死なせる二次被害を招く
害虫駆除でおなじみのバルサンも、コウモリ対策には不向きです。むしろ、使用するとかえって被害を悪化させる危険性があります。
なぜなら、バルサンの煙でコウモリは完全には駆除できず、苦しんで屋根裏や壁の奥深くに逃げ込み、そこで弱って死亡するケースが多いためです。
二次被害として以下の問題が発生します。
- 死骸の腐敗で強烈な悪臭が発生する
- ウジ・ハエなど害虫が繁殖する
- 火災報知器が誤作動する
- 電化製品にカバーが必要で手間がかかる
加えて、コウモリを意図せず殺傷したと判断されれば、鳥獣保護管理法違反のリスクも生じます。そのためバルサンによるコウモリ対策は、絶対に避けてください。

「結局、自分で何をすればいいのか分からない」「忌避剤を試したけど効果がなかった」そんな方は、まずはご自宅の被害状況を正確に把握するところから始めてください。ハウスプロテクトでは、無料の害獣リスク診断ができますのでぜひ参考にしてみてください。
自力でのコウモリ対策が失敗する3つの構造的限界

ここまで、忌避剤の使い方やNGアイテムについて解説してきました。しかし、正しい知識を持って自力対応に挑んでも、根本解決に至らないケースが多いのが現実です。

「なぜ自力対応が失敗するのか?」以下ではハウスプロテクトの現場で多くの再依頼を受けてきた経験から、自力対応が抱える3つの構造的な限界を解説します。
1〜2cmの侵入経路をすべて発見するのが困難だから
自力対応で最も多い失敗が、侵入経路の見落としです。
なぜなら、コウモリはわずか1〜2cmの隙間があれば容易に侵入できる生き物だからです。家屋には人間が想像する以上に多くの隙間が存在し、すべてを発見・封鎖するには専門知識と経験が必要になります。
主な侵入経路は以下のとおりです。
- 屋根瓦のズレや棟板金の隙間
- 通気口や換気扇周辺
- 外壁のひび割れや羽目板の隙間
- エアコン配管周りの隙間
- シャッターの戸袋
特にエアコン配管周辺は見落としがちな侵入経路です。詳しくは関連記事「コウモリがエアコンに入る原因と対処法」をご覧ください。
屋根裏や高所の作業に転落リスクがあるから
コウモリの侵入経路を封鎖する作業は、屋根の上や2階の軒下など高所での作業を伴うケースがほとんどです。
なぜなら、コウモリは飛んで侵入してくるため、地上から手の届く範囲だけ封鎖しても再侵入を防げないからです。屋根や軒下の隙間を確実に塞ぐには、足場を組んだり、はしごで高所に登ったりする必要があります。
しかし、専門業者でも転落事故が起こるほど、高所作業は危険を伴います。一般のご家庭で安全装備なしに屋根上作業を行えば、転落して大怪我を負うリスクが極めて高くなります。
医療費や入院費、休業損失まで考えれば、無理に自力で行うコストは決して安くありません。安全面からも専門業者への依頼を強くおすすめします。
帰巣本能で何度も戻ってきて再発するから
忌避剤で一度コウモリを追い出せても、多くの場合は数日〜数週間で再侵入されます。
なぜなら、コウモリには強い帰巣本能があり、一度ねぐらと定めた場所に何度も戻ろうとする習性があるためです。忌避剤の効果は数時間〜数日で切れるため、その間に侵入経路を完全に封鎖しなければ、必ずと言っていいほど戻ってきます。
実際、ハウスプロテクトの現場でも「自分で何度も忌避剤を撒いたが、毎回戻ってくる」というご相談を多数いただきます。忌避剤と侵入経路封鎖はセットで行ってこそ意味があるため、片方だけの対策は時間とコストの無駄になりやすいのです。
ご自身でのコウモリ対策については、関連記事「コウモリ駆除を自分でやる方法と注意点」もあわせてご覧ください。
(ハウスプロテクト公式YouTubeチャンネル)
コウモリ駆除業者を選ぶときに確認すべき5つの基準

ここまでお読みいただいて「自力対応は難しそう」「プロに頼むしかなさそうだ」と感じた方も多いのではないでしょうか。
しかし、コウモリ駆除業者は数多く存在し、サービス品質や料金、対応範囲は業者によって大きく異なります。中には不当に高額な請求をする悪質な業者もいるため、依頼先選びは慎重に行いたいものです。
以下では、信頼できる駆除業者を見極めるために確認すべき5つの基準を解説します。
①コウモリ駆除の実績が豊富
業者選びで最初に確認すべきは、コウモリ駆除の施工実績です。
なぜなら、コウモリ駆除には鳥獣保護管理法への対応や、わずか1〜2cmの隙間を見つけて封鎖する技術など、専門知識と現場経験が不可欠だからです。実績の少ない業者では、追い出しに失敗したり、再発を招いたりするリスクが高まります。
確認方法としては、業者の公式サイトで以下をチェックしましょう。
- 施工事例の公開数
- コウモリ駆除に特化した実績の明示
- 累計駆除件数の表示
実績数を非公開にしている業者は注意が必要です。
②自社施工に対応
2つ目の基準は、自社施工で対応している業者かどうかです。
なぜなら、駆除業者の中には、問い合わせを受けた後に下請け業者へ作業を丸投げしているケースが少なくないからです。下請けに丸投げされると以下3つの問題が発生します。
- 中間マージンで料金が割高になる
- 責任の所在があいまいで再発時の対応が遅れる
- 担当者ごとに技術レベルにばらつきが出る
自社施工の業者なら、問い合わせから施工、アフターフォローまで一貫して責任をもって対応してくれます。
③現地調査と見積もりが無料
3つ目の基準は、現地調査と見積もりを無料で実施しているかです。
なぜなら、コウモリ被害は実際に現地を確認しなければ正確な料金が出せないため、複数業者で比較検討するうえで、調査費用が無料の業者を選ぶほうが圧倒的にコストを抑えられるからです。
優良業者の多くは、以下のサービスを無料で提供しています。
- 電話・メールでの初期相談
- 現地調査と被害状況の確認
- 詳細な見積書の作成
- 見積もり後のキャンセル対応
「調査費用が発生する」「見積もりだけで料金がかかる」と言われたら、別の業者を検討することをおすすめします。
④再発保証の期間が長い
4つ目の基準は、駆除後の再発保証期間の長さです。
なぜなら、コウモリには強い帰巣本能があり、施工後しばらくしてから再侵入してくるケースが珍しくないからです。再発保証がない業者では、再依頼するたびに費用が発生してしまいます。
優良業者の保証期間の目安は以下のとおりです。
- 一般的な業者:1〜3年
- 充実した保証の業者:5〜10年
特に最長10年の再発保証を提供する業者であれば、長期間にわたって安心して暮らせます。保証期間中に再発した場合、無料か有料かも合わせて確認しておきましょう。
⑤Google口コミの評価が高い
5つ目の基準は、Google口コミなど第三者プラットフォームでの評価です。
なぜなら、業者の公式サイトに掲載される口コミは選別されている可能性があり、客観的な評価とはいえないためです。一方、Googleマップの口コミは投稿の改ざんが難しく、実際の利用者の率直な感想が反映されやすくなっています。
Google口コミを確認する際のポイントは以下のとおりです。
- 評価の星数(4.5以上が目安)
- 口コミの件数(多いほど信頼性が高い)
- 投稿内容の具体性
- 業者からの返信対応の丁寧さ
数字だけでなく、口コミの中身まで読んで判断してください。

ここまでの5つの基準を満たす駆除業者をお探しなら、ハウスプロテクトにご相談ください。次章で当社が選ばれる理由を詳しくご紹介します。
まずは状況だけでもお聞かせいただければ、最適な対応プランをご提案します。
ハウスプロテクトのコウモリ駆除が選ばれる4つの理由

ここまで業者選びの基準を解説してきました。ハウスプロテクトは、5つの基準すべてを満たす害獣駆除の専門業者です。
以下では、なぜ多くのお客様にハウスプロテクトをお選びいただいているのか、4つの理由をご紹介します。
①リフォーム事業を母体とした自社施工で再発まで防止している
ハウスプロテクトは、リフォーム事業を母体となっている害獣駆除の専門業者です。
なぜなら、害獣駆除の本質は「追い出し」だけでなく、建物の構造を理解した上で侵入経路を確実に封鎖することにあるからです。リフォーム事業で培った建築知識と施工技術があるからこそ、コウモリの再発を根本から防ぐ施工が可能になります。
問い合わせから現地調査、施工、アフターフォローまですべて自社スタッフが対応しているため、下請け業者への丸投げによる品質低下や中間マージンの発生もありません。
②24時間365日無料で相談を受け付けている
ハウスプロテクトでは、電話・メールでのご相談を24時間365日無料で受け付けています。
なぜなら、コウモリ被害は突然発生し、夜間や休日に「今すぐ何とかしたい」と困るお客様が多いためです。「深夜にコウモリが家に入ってきた」「休日に大量のフンを発見した」そんな緊急時でも、まずはお気軽にご連絡ください。
現地調査・お見積もりも完全無料で、点検後の無理な営業は一切いたしません。
③Google口コミ4.7の高評価を獲得している
ハウスプロテクトは、Googleマップで4.7の高評価をいただいています(※評価は変動します)。
なぜなら、施工技術の高さに加えて、お客様への丁寧な説明や対応スピードを重視してきた結果だからです。実際にご利用いただいたお客様の声は、施工事例とともに公式サイトで公開しています。
ハウスプロテクトをご検討の際は、ぜひ「お客様の口コミ」をご覧ください。リアルな評価を確認いただけます。
④関東から九州まで全国31都府県で対応している
ハウスプロテクトは、関東・関西・東海・中四国・九州の全国31都府県でコウモリ駆除に対応しています。
なぜなら、害獣駆除は地域密着型サービスでありながら、信頼できる業者が見つからないエリアにお住まいの方も多いためです。広域対応により、これまで業者選びに苦労されていた地域のお客様にも、安心の駆除サービスをお届けしています。
コウモリ駆除の具体的な施工事例は、「コウモリ駆除の実績ページ」でご覧いただけます。

「また戻ってきたらどうしよう」「自分で対応しても再発するのでは」そんな不安から解放されませんか?ハウスプロテクトでは、追い出しから侵入経路の封鎖、フンの清掃・除菌まで対応します。リフォーム母体の自社施工だからこそ実現できる確実な施工で、ご家族が安心して暮らせる住まいを取り戻しましょう。
コウモリと殺虫剤に関するよくある質問
本章では、読者の方からよくいただく質問にプロの目線でお答えします。
まとめ
ここまで、コウモリと殺虫剤について詳しく解説してきました。以下にて重要なポイントを振り返ります。
- 殺虫剤はコウモリには効かない
- 殺傷すると最大100万円の罰金リスクがある
- 忌避剤と侵入経路封鎖はセットで必要
- 自力対応には3つの構造的な限界がある
- 確実な解決には専門業者への依頼が最善
殺虫剤を使ってしまった後の対処や、「どこに頼めばいいか分からない」というお悩みは、ハウスプロテクトまでお気軽
にご相談ください。

ハウスプロテクトでは、現地調査・お見積もりを完全無料で実施しています。「どんな小さなご相談でもOK」「無理な営業は一切
なし」を徹底し、ご家族が安心して暮らせる住まいの回復を全力で
サポートします。

