ネズミを餓死させて自分で解決したいと考えている方もいるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、食料を断てばネズミは数日で餓死します。
しかし、効果が出る条件は限られており、侵入口が残っている限り根本的に解決しません。
なぜなら、食料を断ち餓死させても新しいネズミが入り続けるからです。
またネズミが壁の中で餓死した場合、死骸から悪臭や害虫が発生するリスクもあります。
そこで本記事では、以下の内容を害獣駆除のプロがわかりやすく解説します。
- ネズミが餓死するまでの期間と温度別の目安
- 食料を断つことが難しい理由
- 餓死させても根本解決しない理由
- ネズミを放置するリスク
- 自力対処の限界と業者が必要な状況の判断基準
「自力でネズミ対策できない」と感じたら、まずハウスプロテクトの無料相談・無料現地調査をご利用ください。
ネズミが餓死するまでの期間

ネズミにとって食料の確保は生死につながる問題です。
なぜなら、ネズミは体が小さいわりにエネルギー消費が激しく、体内に脂肪を長期間蓄えられない構造をもっているからです。
そのため食料を断たれた場合、温度や個体の状態によって餓死までの期間は変わります。
以下では、まず期間の目安と餓死が起きやすい理由を解説します。
温度別・餓死までの日数
ネズミが餓死するまでの期間は、環境温度によって大きく変わります。
寒い時期(冬季・低温環境)では、体温を維持するためのエネルギー消費が増えるため、食料を断った場合に約1日以内で餓死に至ることがあります。
一方、温かい時期(春〜秋・室温が安定した環境)では、代謝が比較的落ち着くため、4〜5日程度が餓死までの目安です。
なぜ、これほど短期間で餓死するかというと、ネズミは体が小さいわりにエネルギー消費が激しく、体内に脂肪として長期間エネルギーを蓄えられない構造を持っているからです。
家屋に侵入するクマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミは、いずれも冬眠しない種であるため、季節を問わず継続的に食料を摂取する必要があります。
そんなネズミが1日に必要とする食料量は、体重の4分の1から3分の1程度です。種類別の目安は、以下の表のとおりです。
| 種類 | 体重 | 1日の必要食料量 |
|---|---|---|
| ドブネズミ | 200〜500g | 50〜125g |
| クマネズミ | 120〜250g | 30〜62.5g |
| ハツカネズミ | 10〜30g | 2.5〜7.5g |
参考:東京都保健医療局|行政担当者のための ねずみについてよくある質問&回答集
餓死しやすい理由
ネズミが餓死しやすいのは、体格と代謝のバランスに理由があります。
なぜなら、小型動物は体重に対する体表面積の割合が大きく、体温を外気に奪われやすい構造をもっているからです。
そのため、常に高い代謝を維持しなければならず、蓄えられる脂肪の量が少なく、食料が途絶えると数日以内にエネルギーが底をつきます。
また飢餓状態になったネズミは攻撃性が高まり、共食いをおこなうケースも確認されています。
したがって、複数匹が住み着いている場合、一部の個体が他の個体を捕食して生き延びることがあるため、「食料を断つ=全頭が餓死する」とは一概にいえません。
餓死で解決できるケース
餓死で解決できるケースは、以下の条件が重なった場合に限られます。
| 餓死で解決できるケ条件 | 内容 |
|---|---|
| 屋内に侵入しているネズミが1頭であること | 前述のとおり、共食いによって一部が生き延びる可能性があるから |
| 建物の侵入口が完全に封鎖済みである状況 | 外部から再侵入できない状態で食料を断てれば、残ったネズミを弱らせる効果が期待できるから |
ただし、現実的には「侵入しているのが1頭だけ」と確認するのは難しく、「侵入口がすべて封鎖できている」という状況も自力対処しにくい問題があります。
ネズミの食料を無くすのが難しい理由

「台所を片付ければ食料を断てる」と考える方もいらっしゃると思います。
ただし、ネズミが口にするものは食品だけではありません。
人間が食料と認識していないものまで食べるため、食料源を完全に無くすのは想像以上に難しい問題があります。
以下ではネズミが食べるものを詳しく解説します。
ネズミが家の中で食べるもの
「台所の食品をすべて冷蔵庫に入れれば、食料を断てる」と考える方は多いですが、ネズミの食性は人間の想定を大きく超えます。
ネズミは雑食性であり、人間が「食べ物」と認識しているもの以外も積極的に口にします。
具体的には、台所の食品・食材はもちろん、生ゴミ・ペットフード・仏壇のお供え物・観葉植物・庭の家庭菜園の収穫物なども食べる対象です。
もちろん、ネズミの種類によって好みの差はありますが、空腹時には選り好みせず、食べる傾向があります。
| 種類 | 好む食べ物 |
|---|---|
| ドブネズミ | 魚介類・肉類・生ゴミ(動物性) |
| クマネズミ | 穀物・種子・果実・乾燥食品 |
| ハツカネズミ | 種子・葉物野菜・米・昆虫 |

食品以外の食料源
食品をすべて片付けても、家の中にはネズミにとっての食料が残っています。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 石鹸
- ロウソク
- 線香
- 段ボール
- 断熱材の一部
- 昆虫(ゴキブリ・ダニ含む)
また飢餓状態が続くと、ネズミの死骸に集まった害虫を食べることもあります。
台所を徹底的に管理しても、ネズミが壁内・天井裏・床下に潜んでいる場合、人間の目の届かない場所で別の食料源を確保しているケースは少なくありません。
餓死してもネズミ被害は解決しない3つの理由

食料を断てたと思っても、ネズミ被害は解決しません。
なぜなら、侵入口が残っている限り、新たなネズミが入り続けるからです。
またネズミが壁内で餓死した場合、害虫・悪臭・感染リスクもあります。
以下では、餓死してもネズミ被害は解決しない理由を詳しく解説します。
侵入口を塞がないと侵入し続ける
食料を断ってネズミを弱らせても、侵入口が残っている限り、ネズミ被害は解決しません。
なぜなら、ネズミには強い帰巣本能があり、一度住み着いた場所に繰り返し戻ってくるからです。
また食料が不足して外へ出たネズミが再び戻ってくるケースも多く、屋外の別のネズミが「住みやすい環境」を感知して新たに侵入してくることもあります。
実際ネズミは、子どもで1.5cmの幅(大人の指が第二関節まで差し入れられるほどのサイズ)、大人でも2.5cm(500円硬貨くらいのサイズ)あれば侵入できると言われています。
- 壁の割れ目
- 屋根の隙間
- 換気口
- エアコン配管周辺
- 基礎と住居の境目 など
このように侵入口となりうる箇所は家全体に多数あります。
餓死しても二次被害が起こる
食料を断たれたネズミは、家の中をより広範囲に動き回ります。
通常は天井裏や壁内の一定のルートを移動するネズミが、食料を求めて壁の内部・床下・断熱材の隙間など普段は侵入しない場所まで移動するようになります。
また餓死した場合、その場所が壁内・天井裏の奥まった位置になると、死骸を自力で回収できない問題も…
ネズミの死骸は回収できないと腐敗が進み、悪臭と害虫の発生源になります。
壁を開かなければ除去できないケースもあり、建物への影響が拡大することもあります。
複数匹いるケースが多い
ネズミが1匹だけ家屋に住み着いているケースは多くありません。
ネズミは群れで行動する習性があり、1匹の痕跡(フン・足跡・かじり跡)を発見した時点で、すでに複数匹が住み着いている可能性が高い状態です。
また複数匹が住み着いている場合、食料を断っても共食いによって一部の個体が生き延び、最終的に「餓死させられなかった個体」が繁殖し続けるリスクがあります。
ちなみにネズミは妊娠期間が約20日、1度の出産で5〜9頭を産み、生まれた個体は約2ヶ月で繁殖可能になります。対処が遅れるほど頭数が増え、問題が複雑になります。
ネズミを放置すると生じる4つのリスク

「とりあえず様子を見よう」と感じている方も多いかと思います。
しかし、餓死を待つ間もネズミが屋内に滞在している状況は続いており、その間に建物と居住者への影響は広がります。
以下ではネズミを放置するリスクを解説します。
配線をかじられて火災・漏電
ネズミの前歯は一生伸び続けるため、前歯を削る目的で硬いものをかじる習性があります。
電気配線・通信ケーブル・ガス管周辺の素材も例外ではありません。
ネズミが電気配線の被覆をかじると、ショートし火災が発生するリスクがあります。
実際「東京消防庁」によると、ネズミなどの動物が原因とみられる火災は毎年、多数報告されております。
天井裏や壁の中の配線は目視できないため、被害に気づかないまま火災リスクが高まっている状況が生まれやすいです。
以下、実際にネズミが原因で発生した火災事例です。
冷蔵庫のコードをねずみ等の小動物がかじったことにより配線が短絡し、火災となりました。この火災により、居住者(男性・60歳代)が亡くなりました。(参考:東京都消防局)
宮城県栗原市で住宅など10数軒が焼けた火事で火元となった住宅の出火原因が、ネズミが電気配線をかじったことによる漏電の可能性があることが分かっています。(参考:ネズミが配線をかじって漏電し火事に ネズミ被害の対策を聞く)
東京消防庁によると、同庁管内では毎年約6,000から7,000件の火災が発生しており、そのうちねずみが原因であることが確認された火災は毎年12件ほど発生しています。平成8年から15年の間に起ったねずみに起因する火災の総件数は97件が確認できています。(参考:東京都福祉保健局)
住み着いているネズミが多いほど、配線をかじられるリスクは高まります。
ダニ・ノミの発生とアレルギー
ネズミの体表にはイエダニ・ノミが寄生しています。
ネズミが屋内を移動することで、ダニ・ノミが居住空間に広がります。
イエダニは吸血性をもち、人間やペットを刺すことでかゆみ・皮膚炎・ダニアレルギーを引き起こします。
またネズミが餓死しても、寄生していたダニ・ノミは新たな宿主を求めて移動するため、死骸の周辺で被害が集中して発生するケースもあるため注意しなければなりません。
感染症・病原体の媒介リスク
ネズミの体表・糞尿には複数の病原体が付着しています。
感染経路は、ネズミに直接触れる・かじられた食品を口にする・糞尿が付着した場所を素手で触れるなど多岐にわたります。
注意したほうがいい感染症としては、以下が挙げられます。
| 病原体と感染症 | 感染経路 | 症状 |
|---|---|---|
| ハンタウイルス | ・乾燥した糞や尿、唾液を吸い込むことや噛まれることで感染する | ・発熱 ・咳 ・呼吸困難 ・腎不全 ・重症化すると死に至ることがある |
| レプトスピラ菌 | ネズミの尿に汚染された水や泥が傷口や粘膜に触れ感染する | ・発熱 ・頭痛 ・筋肉痛 ・黄疸 ・重症化すると死に至ることがある |
| サルモネラ菌 | ネズミの糞尿で汚染された飲食物を摂取し感染する | ・激しい下痢 ・嘔吐 ・腹痛 |
これらは乾燥した糞が空気中に拡散することで、吸入感染する経路もあるため、フンを見つけた際に掃除機で吸い取る行為は危険です。
特にハンタウイルスやレプトスピラ菌は、重症化すると命を落とす危険性もあるため、免疫の弱い人は注意しなければなりません。
死骸が招く害虫・悪臭・感染リスク
ネズミの死骸を放置すると、臭い・害虫・感染リスクの3つが同時に発生します。
腐敗が始まると、強烈な臭いが壁・天井・床下から漂い始め、発生源が特定できないまま長期間続くケースがあります
死骸にはハエ・コバエが短期間で大量発生し、死骸に付着していた病原菌が周辺に拡散するため、死骸があった場所の消毒も必要になります。
壁内や天井裏の奥で死亡している場合、自力での回収は困難です。
臭いと害虫の問題が長期化するため、そうなる前に対処しなければなりません。
死骸の処理は素手で触れず、使い捨て手袋・マスクを着用のうえ、二重のビニール袋に密閉して自治体のルールに従って廃棄してください。
自力でネズミ対策する限界

自力で何とかネズミ対策したい方もいらっしゃると思います。
実際、食料管理や粘着シートの設置など、自分でできる対策には一定の効果があります。
ただし、侵入口の封鎖については、建物の構造を把握していなければ、封鎖しきれずネズミ被害が解決できないケースがほとんどです。
以下では、「どこまで自分でできるか」を詳しく解説します。
自力で対策できる範囲
食料と水の管理・忌避剤の設置・粘着シートによる捕獲は、自力で行うネズミ対策として一定の効果が期待できます。
具体的には、食品を密閉容器・冷蔵庫に移し、生ゴミをふた付きのゴミ箱に管理することで、ネズミに食べられないように対策することができます。
またネズミは、ペットフードや仏壇のお供え物、観葉植物も食べる傾向があるので、同様に管理しましょう。
粘着シートを使用する際は、侵入ルートが特定できている場合に一定の捕獲効果が期待できます。
ただし、これらはあくまで「被害を抑制する」手段であり、「侵入口を封鎖して根本解決する」手段ではありません。

業者に依頼したほうがいいケース
以下に当てはまる場合、自力対処での根本解決は難しい状況です。
- 粘着シートや毒餌を設置しても被害が続いている
- 天井裏・壁内・床下で音が聞こえ、出没箇所が特定できない
- フンや足跡が複数箇所で確認され、個体数の把握ができない
- 侵入口と思われる箇所を塞いでも再び侵入される
- 壁内・天井裏から腐敗臭がし始めた
侵入口の特定・封鎖は、建物の構造を把握していなければ、漏れが生じます。
1.5cm程度の隙間でも通過できるネズミに対して、すべての侵入経路を自力で塞ぎきるのは専門知識がないと非常に困難です。
ネズミ被害が解決しないと感じたら、まず無料相談・無料現地調査からご相談ください。 ハウスプロテクトは現地調査・見積もり・出張費がすべて無料です。まず状況を確認したいといったご要望も承っておりますのでお気軽にご連絡ください。
ネズミ駆除はハウスプロテクトに依頼したほうがいい理由

「自分でネズミ対策できそうにない」と感じた段階で、専門業者への依頼が根本解決の最短ルートになります。
なぜなら、ネズミ問題を根本解決するには、侵入口をすべて特定し、封鎖しきる必要があります。
しかし、建物構造の知識なしに侵入口をすべて特定し、封鎖するのは難しいからです。
そのため、業者を選ぶ際は、追い出すだけでなく侵入口まで封鎖できる技術力をもっているかどうかを確認しなければなりません。
以下では、弊社「ハウスプロテクト」に依頼することで、「なぜネズミ被害が根本解決できるか?」を詳しく解説します。
リフォーム会社が母体だから封鎖できる
ハウスプロテクトは、侵入口を確実に封鎖できる技術力をもつ自社施工の害獣駆除業者です。
なぜなら、リフォーム会社出身のスタッフが在籍しており、建物の構造を熟知したうえで施工にあたるからです。
侵入口の封鎖には、壁の内部構造・基礎と建物の接合部・屋根裏の換気経路など、建物全体の知識が不可欠です。
建物の知識なしに封鎖を試みると、どうしても見落としが生じます。
実際、「塞いだつもりなのに再発した」という相談の多くは、建物構造の把握が不十分なまま封鎖を試みたケースです。
またハウスプロテクトでは、下請けに施工を出さない自社完結型ですので品質のばらつきが起きにくい体制です。
ハウスプロテクトが実際に施工したネズミ駆除の実績はこちら>>
駆除から消毒まで一貫対応している
ハウスプロテクトは駆除・侵入口封鎖・清掃・消毒を一貫して対応します。
餓死作戦で問題になる死骸処理・二次被害のリスク(害虫・悪臭・感染症)についても対応可能です。
また複数の業者に分けて依頼する手間がなく、被害の全体像を把握したうえで施工します。
ちなみにハウスプロテクトでは、「最長10年の再発保証」を用意しています。
万が一、施工後に再発した場合は、保証期間内であれば無償で対応可能です。
Googleクチコミ評価が高い
ハウスプロテクトのGoogleクチコミ評価は4.7(4,689件)です。
参考:クチコミ掲載数
実際の口コミでは「丁寧に説明してもらえた」「侵入口を全部塞いでもらって再発しなくなった」といった内容が多く、施工品質と対応を高く評価いただいています。
出張費をはじめ、現地調査や見積もり作成もすべて無料で対応しています。
ネズミは餓死しても、侵入口をすべて特定し、封鎖しないかぎり、被害が再発し続ける可能性が高いです。
もしネズミ被害でお困りのことや不安な点がございましたら、まずは以下より無料相談をご活用ください。
よくある質問(FAQ)
まとめ
ネズミは温かい時期で4〜5日、寒い時期で約1日以内に餓死します。
餓死には生物学的な根拠があり、食料を断つことは対策の一手段として成立します。
ただし、ネズミが餓死して根本解決できるのは「侵入口がすべて封鎖されている」「屋内に1頭しかいない」という条件が揃う必要があります。
またこの条件を満たすのは難しく、侵入口が残っている限り、侵入され続けます。
自力でできるネズミ対策は試す価値がありますが、その一方で「被害が続く」「侵入口が特定できない」「死骸の臭いが出始めた」といった状況では、専門業者への相談が根本解決への最短ルートになります。
ハウスプロテクトでは、リフォーム会社出身の自社施工体制で侵入口封鎖まで一貫して対応しています。
出張費をはじめ、現地調査・見積もりはすべて無料です。
ささいな違和感へのご相談をはじめ、実際の被害のお悩みまでサポートいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。


