2022年2月21日のテレビ取材時の代表インタビューを掲載いたします。
Q:害獣被害の件数はどれぐらいですか?
A:月にもよるのですが、3月頃からハクビシン、アライグマ、イタチの出産シーズンに入るため、その頃から月に40~50件くらい数が増えていきます。
Q:傾向として被害自体はだんだん増えているのですか?
A:そうですね、年々増えていると思います。
Q:どのような動物の被害が多いですか?
A:特にお客様が気にされるのは、アライグマ、ハクビシンなどの「中型害獣」と呼ばれる動物です。住宅が住める状況ではなくなってしまうので、限界を感じられて、ご依頼される方が多いです。
Q:郊外が多いのですか?
A:意外と都心には居ないと思われがちですが、東京の新宿区や、もともと山があった場所を崩したところにアライグマ、ハクビシン、タヌキの被害が集中して出ていることが多いです。
Q:都内でも被害はあるのですか?
A:はい、都内でも多いです。
Q:実際に自宅に侵入した際の被害はどのようなものですか?
A:まず糞尿被害です。糞尿のシミが天井などに出てきたりします。次に物音などです。
走り回っている音や、3月頃から依頼が多い理由でも伝えたとおり、子どもが生まれたことによってすごい音の鳴き声がして、寝れる状況ではなくなるほどなので、そこで被害に気付かれる方が多いです。
Q:健康被害などはどうですか?
A:そうですね。1番はアレルギー被害です。生き物が出入りしているところには、ノミ・ダニがいると言われています。アレルギーは咳として(症状が)出る場合と、肌に出てしまう場合があるのですが、そういった被害が多いです。
Q:お客様ができる対策はありますか?
A:お客様的には、家を建てる場合に対策をできるのが1番ですが、建築上、通気のために「隙間」を開けている場合が多く、そこが狙われて入ってしまう場合が多いです。
本来はその隙間を塞ぐのが1番ですが、建築屋さんは害獣のことまで考えて建物を作っているわけではないので、被害に気付いてからでないとみなさん対策し辛い状況かと思います。
Q:実際だんだん被害が増えているとのことですが、きちんと考えないといけないですね。
A:そうですね。大事なお家の話ですので。天井が抜けてしまったり、害獣は家を壊すので、そうすると修繕費も高額になってきます。簡単な問題と片付けず、重要な問題と思ってもらいたいです。